インド首相 経済成長の加速目指す考え強調

インド首相 経済成長の加速目指す考え強調
インドのモディ首相は独立記念日の15日、首都ニューデリーで国民向けの演説を行い、外国企業からの投資を増やして、さらなる経済成長を目指す考えを強調しました。
1947年にイギリスから独立したインドは15日、70回目の独立記念日を迎え、首都ニューデリーで式典が開かれました。
式典では、モディ首相が演説し、好調なインド経済について「外国からの投資を促すことなどで、インドはほかの国の追随を許さない高い経済成長を続けている」と述べ、GDP=国内総生産の伸び率が7%を超えている現状を評価しました。
そのうえで、モディ首相は「世界経済でリーダーシップをとるためにも、さらなる投資環境の改善が必要だ」と述べ、インフラの整備を進めることで外国企業の投資を促すとともに過度なインフレを抑制し、経済成長を加速させたい考えを強調しました。
モディ政権は2年前の発足以来、物価上昇に歯止めをかけるとともに、投資環境が改善するとして期待の高かった税の簡素化などの改革を打ち出していて、今後も7%を超える経済成長のペースを維持できるのか注目されています。