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愛知 三ヶ根山で戦没者供養

08月15日 19時08分

愛知 三ヶ根山で戦没者供養

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終戦の日の15日戦没者を慰霊する石碑や仏像などが数多く建立されている愛知県の三ヶ根山には遺族やかつての戦友らが訪れ、慰霊碑の前で静かに手を合わせていました。
三河湾に面した愛知県の三ヶ根山には戦死した仲間を弔う場がほしいという元兵士や遺族らの要望を受けた地元の寺のはからいなどで戦後、慰霊碑が建立されるようになりました。
山頂には東海地方だけでなく全国各地の歩兵隊や戦車隊などの戦没者をまつる80あまりの石碑や仏像があり終戦の日の15日は午前中から慰霊に訪れる人たちの姿が見られました。
このうち、フィリピンをめぐる戦闘で亡くなった旧陸軍と海軍の兵士らを慰霊するため遺族らが昭和47年に建立した高さ3メートルほどの比島観音像の前には元兵士の男性などが訪れて、日本に戻れぬまま命を落とした仲間を思い静かに手を合わせていました。
愛知県豊川市の92歳の男性は「フィリピンで戦死した2人の友人を弔いに毎年訪れています。ここに来ると改めて平和の大切さを感じます」と話していました。

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