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平和を祈り1000回の鐘つき

08月15日 12時53分

平和を祈り1000回の鐘つき

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終戦から71年を迎えた15日、岐阜県郡上市の寺では平和を祈って1000回、鐘をつく行事が行われています。
郡上市白鳥町の正法寺では、太平洋戦争の記憶を風化させないようにと鐘を1000回つく「千点鐘」という行事を8月15日に行っていて今年で30回目です。
15日は午前5時から鐘つきが始まり、戦争で肉親を亡くした人や戦争のない世の中を願う人などが寺を訪れ、1分ごとに鐘をついて黙とうをささげています。
太平洋戦争で父親を亡くした地元の75歳の女性は「父は南方で亡くなったと聞かされましたが、遺骨も戻りませんでした。2度と戦争のない世の中を願います」と話していました。
また別の70代の女性は「テロなど争いごとがないよう祈って鐘をつきました」と話していました。
正法寺の西澤英達住職は「戦争の痛ましい記憶を風化させず平和を祈って行事を続けていきたい」と話していました。
鐘つきは15日午後10時ごろまで続き山あいの里に平和を祈る鐘の音が響きます。

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