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B29の墜落現場で追悼式

08月15日 12時53分

B29の墜落現場で追悼式

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アメリカの爆撃機B29が71年前に墜落した三重県名張市では搭乗していたアメリカ兵や戦地などで犠牲になった地元の人々を追悼する「平和の集い」が開かれました。
名張市では終戦前の昭和20年6月にアメリカのB29爆撃機が山の中に墜落したことから、近くの寺が中心となって毎年8月15日に墜落した機体に搭乗していた11人のアメリカ兵と戦争で犠牲になった地元の人々を追悼する集いを開いています。
今年もB29の墜落現場に地元の人など約100人が集まりました。
集いでは、日米両国の国歌が演奏されたあと、B29に搭乗していたアメリカ兵の名前が刻まれた石碑に献花が行われ、参列者たちは戦争で亡くなった人たちを追悼し、平和の誓いを新たにしました。
B29の墜落を目撃した86歳の男性は「平和が一番大事だ。命ある限り毎年追悼式に参加したい」と話していました。
追悼式に参加した女子大学生は「こうした行事に参加することで戦争を知らない私たち若い世代も2度と戦争を起こさないという気持ちが高まります」と話していました。

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