08月15日 09時33分
女性の活躍推進について名古屋商工会議所などが調査したところ、会員企業の80%近くが女性の採用を増やすなど対応を進めていると回答した一方、70%以上の企業が女性管理職の比率が5%未満と答えるなど課題も残る結果となりました。
この調査は、名古屋商工会議所と名古屋市が6月下旬から7月下旬までに会員企業226社を対象に行いました。
それによりますと女性の活躍を推進する対応を進めていると回答した企業が80%近くに上りました。
具体的な方法を尋ねたところ「女性の採用拡大や正社員への登用」が49%、「勤務時間の短縮やフレックスタイムの導入など」が46%などとなっています。
一方、課題について尋ねたところ、「時間外労働や深夜勤務をさせにくい」が35%、「女性が就ける業務が限られている」が30%ありました。
また、女性管理職の比率について尋ねたところ70%以上の企業が5%未満と答えました。
これについて名古屋商工会議所は「子育て支援ができる余裕がある中小企業は多くないので、名古屋市が行っている子育て支援サービスや、この分野で成果を上げている企業の取り組みを紹介していきたい」と話しています。
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