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 安倍晋三首相は終戦の日の15日、東京・九段の靖国神社に代理を通じて玉串料を奉納した。この日午前には、萩生田光一官房副長官のほか、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=尾辻秀久・元厚生労働相)の約70人も参拝した。午後には高市早苗総務相も参拝した。

 首相の代理を務めた西村康稔・自民党総裁特別補佐によると、首相から私費で玉串料を預かり、「自民党総裁」の肩書で納めたという。

 萩生田氏は参拝後、記者団に「先の大戦で尊い犠牲となられた先人の御霊(みたま)に、謹んで哀悼の誠を捧げた。一政治家として一国民として、恒久平和への誓いを新たにした」と語った。

 山本有二農林水産相は15日の閣議後会見で、6日に靖国神社に参拝したことを明らかにした。「議員、私人として」参拝したといい、記帳はせず、私費でさい銭を投じたという。

 安倍内閣の閣僚では、今村雅弘…

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