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 終戦の日の15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場では第98回全国高校野球選手権大会の第9日があり、グラウンドの選手やスタンドの観客らが戦没者らに黙禱(もくとう)をささげた。

 夏の甲子園での黙禱は、第45回大会(1963年)から始まった。この日正午すぎ、樟南(鹿児島)―花咲徳栄(埼玉)の第2試合開始前に場内放送が流れ、選手らは脱帽し、サイレンに合わせて目を閉じた。