読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Life is colourful.

Inspire yourself

【英会話の勉強法】英会話の独学をより効果的にするための、おすすめ本や勉強法について

英語

 

このブログでは、これまで何度か英語について書いている。しかし、英会話に関する本や勉強法などに関してはあまり書いておらず、「とにかく実践を積むしかない」くらいで済ましてきた。

しかし、このブログの訪問者の中には「英会話 勉強法」や「英会話 おすすめ 本」というキーワードでアクセスしてくれる人がいる。

独学で英会話を勉強している人達が、何かしらおすすめの本や勉強法を探している、ということなのだろう、と考えたりする。

こういう背景もあり、今回は英会話を独学で学ぶとき勉強法と、それに必要なおすすめの良本などについて書いてみる。

 

 

独学の英会話の勉強法

まず大前提として、「独学」といえど、英会話レッスンは絶対不可欠である。英語の会話力を伸ばすので、人と会話するトレーニングは避けられない。

しかし、とにかくネイティブと話す場を持てばいいという訳でもない。闇雲に英会話レッスンを続けていても伸び悩む。

 

では、独学で英会話力を効果的に伸ばしていく勉強法には何が必要なのか?

  1. 英語(英会話)を勉強する目的が明確
  2. 英会話レッスンの実践でアウトプット
  3. 良質な素材(本や動画等)でインプット

 

1は個人のモチベーションの問題で、これがないと英語の勉強は始まらない。2はこの記事の最後で述べる。3はこの記事の主題で、次項以降で詳しく述べる。

 

英会話の勉強法をより効果的にするためには、インプットとアウトプットをうまく組み合わせることが肝要である。

f:id:mtasam:20160815163942g:plain

 

インプット偏重だと、始めはいいが継続が難しい。殆どの人は途中でつまらなくなるからである。つまらなくなる理由は、実践(アウトプット)の場がないと「楽しさ」が欠乏しがちで、英語のリアルを感じられずやめてしまう。英語を使う楽しさ、自分の英語が通じる喜びがないと、次また学ぶ活力につながらない。

 

では、逆にアウトプットだけだとどうなるか。英語を話すことには慣れるが、基礎力が向上しない。ネイティブとの英会話レッスンもしばらく続けていると、英語で話すという行為には慣れるのだが、気づくといつも自分の使いやすい表現ばかり口にして、ワンパターンになりがちだ。ワーホリなどで1年間海外生活した人も、これに陥りがち。

 

やはり、英会話の実践と並行して本で英文法を勉強したり、動画で発音やリズムに関する知識もインプットしていかないことには、英語の基礎力は底上げされず、英会話力もすぐ頭打ちとなる。そしてインプットの素材も、あなたを正しい方向に的確に導いてくれるモノを選ぶ必要がある。

 

 

英会話の勉強法1:英作文

目的:英文を素早く作る脳を育て、英会話力をアップ

英会話、本、と聞いて思いつくのが「瞬間英作文」。英会話の勉強には欠かせないだろう。

英語を話すとき脳の中では、瞬時に英作文をするわけだが、このスピードと精度が英会話力に繋がる。過去に何度も使ったことのある表現はすぐ出てくるし、使って通じた実績のある文はためらいなく使えるので、データベースの蓄積が多い人ほど会話力があるということになる。この英作文力を鍛えるのに最適なのが、「瞬間英作文」シリーズ。

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

 

 

 

説明が不要なほど有名な英語本。中学レベルのものすごく簡単な文から英作文の練習を始める。簡単すぎるように思えるが、英語を口にするトレーニングをしていないと、いざ実践では中学レベルの文でさえ話すことは難しい。口が覚えていないと、「三人称だからsはいるのか?」などと、毎回頭で余計なことを考えながら話すことになる。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

 

場所を選ばずスピーキングを練習したい人は瞬間英作文のアプリ版がおすすめ。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング|iOS版

 

瞬間英作文を使った勉強法の1例が、STAY MINIMALさんの記事で詳細に解説されているので、同じアプローチをとれそうな人は参考にするのがいい。

 


ただ、瞬間英作文は挫折する人も多い。それは、単調になりがちだからである。これを防ぐために大事なことは、英会話と並行しているということ。上で述べたように、やはり実践の場がないとつまらなくて、殆どの人は継続できない。

 

 

英会話の勉強法2:シャドーイング

目的:英語らしい英語を話すために、英語のリズムや音の特性を真似る

「英語を英語らしく話す」ことはすごく大事。日本人の英語が通じにくい原因の一つは、「英語らしさがたりない」から。抑揚のない日本人のカタカナ英語は、本当にネイティブにとって聞きづらい英語なのである。

日本ではせっかく小学校から英語を習うのに、これをやるといじめられたりするけれど、日本語とは全く違う言語なのだから、英語は英語らしく話さないと、本当に通じないのである。 

具体的には、①リズム、②音の繋がり、③アクセント(音の強弱)。この3つを意識して話さないと英語らしくはならない。

「英語らしさ」は、とにかくマネをして身につけよう。マネをするにはシャドーイングが一番である。シャドーイングとは、誰かが話している英語を追って、話していくトレーニングのこと。Youtubeなどで、好きな有名人が英語を話す動画を探し、真似しよう。題材はなんでもいいが、簡単なものから入るのがよい。

下の記事で実例を上げて、日本人英語の問題点とその勉強法について解説しているので参考にしてほしい。

 

 

 

 

 

英会話の勉強法3:英文法

目的:実践で使える英文法とその使い方を知り、英会話基礎力を向上

文法力の違いで、話す英語のレベルが変わる(日本語も同じ)。しかし、英語の文法の勉強はつまらない。面白くするにはどうすればいいか?2つ大事なことがある。

  1. 通じる英語(英文法)を学ぶ
  2. 勉強(インプット)した知識を実践する

 

1は教材の問題。2は学習者の問題。現場で使えるのかどうかさえわからない現実感の乏しい知識を、机に向かってインプットし続けても、つまらないのは当然である。文系の人間にとってのsinθ/cosθのようなもの。現実感がない。

英語は言語なので、「学ぶ」⇒「使う(話す)」⇒「通じる」⇒「嬉しい」⇒「もっと学ぶ」を繰り返し、その中「自分の英語が通じる」という実感が得ていかないと続かないし、もちろん英会話の上達もない。

ではまず、「使える」英語を教えてくれる本を手に取ろう。

 

English Grammar in Use

 

 

 

一番のおすすめしたいのは、この世界的ベストセラーの英文法書。このブログでは何度も紹介しているので詳しい内容や勉強法は過去の記事を参考にしてほしい。とにかく、実践的でわかりやすい。ネイティブの感覚をそのまま本にしたような超良書。English Grammar in Useと英会話レッスンを組み合わせれば、かなり英会話レベルは向上する。

僕の意見だけでなく第三者の意見も知りたい人は、Amazonのレビューを参照してほしい。

English Grammar in Use

 

 

ハートで感じる英文法

 

上のEnglish Grammar in Useは絶対おすすめで、文法書はこれ一冊でいいと思うのだけれど、洋書ということで抵抗を感じる人は多い。和書なら、母国語で学ぶメリットというのも多少あるので、日本語の文法書の中からおすすめするなら、「ハートで感じる英文法」が良い。

今となっては少し古い本だけれど、中身は廃れない。前置詞や助動詞など、それぞれの単語が持つ意味をイメージで学べる。このイメージというのが、まさに「ネイティブが持つ感覚」。頭で学ぶのではなく、まさにハートで感じる英文法。この感覚をもって英会話に臨めば、かなり違いを実感できる。

ハートで感じる英文法

 

1億人の英文法

 

 

 

「ハードで感じる英文法」と同じ著者が書いた「1億人の英文法」は、ベストセラーにもなった有名な本。この著者は、あくまで「ネイティブ・スピーカーの視点」にこだわって英語を伝えようとしてる。英語の勉強はネイティブの感覚を学んでいくという作業なので、これをきちんとわかりやすく解説してくれる「1億人の英文法」も、英会話の上達を加速させてくれる本なので、おすすめできる。

 ▶一億人の英文法

 

 

英会話の勉強法4:発音

目的:英語の音を知る、通じる音/通じない音を理解する

日本語にはない音が、英語にはたくさんある。ない音を無理やり日本語の音で代用した結果、生み出されたのがカタカタ英語。カタカナ英語にもそのまま通じる単語と、全く通じない単語がある。英語を話す上で、これをきちんと把握しておかなくてはいけない。(「マクドナルド」とかは絶対通じない。)

日本語にない音は、発音方法から改めて学ぶ必要がある。通じないカタカナ英語は正しい発音を知る必要がある。

 

発音の基本に関しては、少し前に面白い記事が出ていたので、こちらを紹介しておく。自分の英語の発音レベルの確認や上達の目標チェック用にとても便利。

 

 

 

英会話の勉強法5:オンライン英会話

目的:英会話の実践

ここまでで材料は整った。冒頭で述べた「英会話 おすすめ 本」で検索してきてくれる人達に対しても、何かしら提案できただろう。

 

さて本題、英会話レッスンの話しである。

真剣に英語をマスターしたくて英会話レッスンをするなら、マンツーマンで大量に話す練習ができた方がいい。例えば1回1時間のレッスンを週2回とかでは、英語を習得する上で圧倒的に時間が足らない。グループレッスンでは、正直他の生徒が邪魔なのだ。オンライン英会話が最適だろう。ひと目も気にしなくていい。

 

NativeCamp

https://nativecamp.net

f:id:mtasam:20160814231043j:plain

オンライン英会話で一番のおすすめは「NativeCamp」である。

理由は、英会話レッスンが受け放題という点にある。月額4,950円でレッスン回数の制限なしなので、大量の実践トレーニングが必要な英会話の勉強には最もコストパフォーマンスの良いサービスであるといえる。

今であれば7日間の無料体験期間もあるので、とりあえずオンライン英会話を試してみたいという人には、すごくおすすめできる。

NativeCamp|1週間無料キャンペーンを実施中!

 

weblio英会話

https://eikaiwa.weblio.jp 

f:id:mtasam:20160814231108j:plain

やはりコストが気になるという人は、まずは「weblio英会話」がいい。月額1,480円とうい安さから始められて、しかも今なら初月は無料で無料体験までついている。英会話レッスンをまず1ヶ月お試ししたい人は、この機会を逃す手はない。

weblio英会話|今なら初月無料

 

この他にも大手のオンライン英会話サービスとして、「DMM英会話」や「レアジョブ英会話」がある。どちらも2回の無料体験があるので、無料体験期間を利用して自分にあった場所を探していくのもよい。