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ポジ熊の人生記

好きなことを、見てもらえる情報にして発信する、そんなブログを目指しています。

一人が好きな人の特徴5つ!欠陥なんかじゃない、生まれ持った繊細な気質なんだよって話

心-知識


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管理人は自称・一人が好き人間です。

ここでは「一人が好きな人の特徴」を具体的に挙げていきますので、一人が好きな方は共感して頷いていただき、そうじゃない方は一人好きな人を理解するための一助にしてください。

※管理人主観の一人が好きな人の特徴です!

①充電には一人が良い

フィジカル面というよりも、メンタル面の疲れを癒すためには、一人でいるほうが良いです。 ほかに誰もいなく、静寂で個室のほうが、充電効率は増します。世の中の多くの人は誰かといると充電できるそうなのですが(もちろん、相手によるのでしょうが)、こういう人にとって一人好きの「一人にしてもらわないと元気を取り戻せない」という切実な願いは、いまいち理解しがたいようです。

 

この「一人で過ごすと元気になる」という自分の性格を理解して、それを認めてお付き合いをせねばひたすら消耗する生活になる危険性があります。「一人でいるとさびしい」とか「友達と過ごさないと虚しい休日だ」などという世間一般の様式に合わせようと必死になり、その結果消耗してしまう人も多い。早いこと、自分の性格を認めてあげたほうが楽になれると思います。あなたは一人でいる方が元気になれるのです、決して根暗などではありません。

 

どうして一人でいるほうが充電できるのかというと、気質が影響しているのだと思います。僕らみたいな人は、内省型なんですね。自分と向き合ったほうが、前を向いて生きるヒントを得ることできる。それを実行するために、できるだけ静かな環境のほうが都合が良いのです。そうじゃない多数の人は自分の内側というよりも外側に対して生きる意味や活力を見出す外交型。

 

僕らが陥りがちなのは「自分と向き合えない人間は駄目だ」という思考でしょう。外交型のほうが多数派であるため、相対的に一人好き人間は少数派になってしまい、どうしても理解を得られにくい。そんな中で、反発心として外交型人間を叩いてしまいがち。僕もかつてはそうでした、騒々しく賑やかな人種を疎ましく感じ、半ば蔑む。逆に、内省して読書など知的活動に耽る自分たちを、さも賢人のように持ち上げる。このような思考では、自然と見下してしまう形になり、捻じ曲がった対人関係になりがちですよね。

 

一人が好きな人もいれば、誰かと過ごすことが好きな人もいる。内向型と外交型。それぞれがそれぞれの気質で、上も下もないのですよね。だから、お互いに理解し合えれば不幸になる人が少なくなると思うのです。我ら内省型は、少数派の苦しさから、ひねた考えになりがちです。でも、そうじゃなくて喧騒が好きな外向型の気持ちも、理解するように努めてはどうかと思うのです。同時に自分を解ってもらうためのアピールも必要ではないでしょうか。

 

②自分のペースを崩されたくない

1日のスケジュールは、ある程度決まっています。しかもそれは、ルーチンように同じことの繰り返しになる場合が多い。食べるもの、通る道などなど。それらが崩されることに強い苛立ちを覚えがち。たとえば「日曜の夕方は映画を見て過ごす」という決め事があったとして、突然家に誰かが訪問してきてスケジュールが大幅に変わることなどに辟易するのです。とにかく、自分の決めたペースで物事を進められなければ、つらい。

 

一見、わがままな人に見えるかもしれませんが、その一言で片付けられてしまうのは僕らにとっては辛いことです。確かに、人に合わせるのが得意ではないのですけど、それ以上に「冒険」や「驚き」を求めていないという気持ちが強いのです。世の中にはサプライズが好きな人がいるようですが、こういう人はいきなり家に訪問されても嫌がらず、むしろ喜ぶのだそうですね。でも、一人好き人間にとってみれば、サプライズなどは最も避けたい部類の「事件」に他なりません。構えができていない、自分のペースで考えることのできない突拍子もないイベントを、いきなりぶち上げられることがいかに苦痛か。察していただけなければ、これは本当に辛いのですよ。繊細で臆病、ともいえますし、間違いなく神経質な面はあるでしょう。そうじゃない人から見れば「たかがそのようなことで傷つくな」って感じなのでしょうが、嫌なものは嫌ですからねぇ。

 

プライベートなんて、特に自分のペースを乱されたくない。「どうして仕事以外で自分の好きなように生きられないのか」なんて不満に思い始めたら、途端に元気がなくなって心を蝕まれ始めます。自分のこういう気質に早いうちから気づいて対処できない人は、どんどん消耗してやがて心の病にまで発展してしまう。どうか、自分の性格を理解してください。ただでさえ仕事における対人関係で消耗しているのなら、プライベートは自分のペースで過ごし、しっかりと充電していただきたいなと思います。

 

③人嫌いじゃないけど、長く一緒に過ごすと消耗する

人間がどうしようもなく嫌いで、会いたくもない!なんて山にこもる俗世離れした仙人のような気質ではないのです。社会性はあって、人と会うのもやぶさかじゃない。むしろ、たまに人と会ったほうが元気になれるのです。ですが、長く一緒に過ごすと、露骨に消耗していきます。症状的には、全身の倦怠感を伴う、頭がボーっとした感覚とでもいいましょうか。心の中にエラーが蓄積していく、という表現も適切です。

 

何年、何十年という「長さ」ではありませんよ。僕なんて半日一緒にいるだけで、疲れきってしまいますからね。ここらへんは、人それぞれ疲れ度合いの強度が違います。内省気質が強ければ強いほど、人と元気に過ごせる時間は短くなる。もちろん、相手にもよります。心を許せる親友や伴侶ならば、かなり長い時間を共有できますし、自分が苦手な人と過ごせば、駄目になるまでの時間は短くなりがち。ここらへんは万人に共通しているのでしょうが、一人好き人間の場合は二次関数的にそれが影響します。

 

どうして、誰かといると疲れてしまうのか?それは、先述した「自分のペースを崩したくない」というのが影響しているのでしょう。誰かと過ごすと、どうしても相手に合わせてしまう部分は必要になる。そうなると、100%自分の思ったとおりに活動することは不可能。ここらへんにフラストレーションの根源があると思われます。また、一緒にいる相手を必要以上に慮る、というか配慮しすぎて、気疲れしてしまうというのもあります。きょろきょろしていれば「何を探しているのだろう」眉をひそめていたら「機嫌が悪いのかな、私が何か気に障る言動をしただろうか」などと考えてしまうのですね。とにかく相手の一挙手一投足が気になってしょうがない、結果としてジリジリと消耗してくのです。

 

このような気質の人は、恋愛においても苦悩しがちです。相手が「会いたい、一緒にいたい」と申し出れば、それに関しては必要とされているので悪い気持ちはしないのですが、どうしても自分のペースを崩されてしまう。恋人に時間の共有を求められて嬉しい反面、自分のペースを崩したり一緒にいて消耗してしまうというジレンマに陥ってしまうのですね。束縛なんてされようものなら、口唇ヘルペスが出たり円形脱毛になったりするレベルで精神に負荷がかかってしまいます。結婚するとなっても、同居を前提とするならば、僕らにとってそれは脅威です。同じ屋根の下に誰かがいて、しかもそのペースに合わせて過ごす義務が生じるとなると・・・想像しただけでも恐ろしい。

 

では、どうすれば内省型人間の恋愛や結婚は成就するでしょうか。一筋縄ではいかない問題なのでしょうけれども、僕は最低条件を「自分の気質を相手に理解してもらう」ことだと考えています。一人でいる時間が必要、自分のペースを乱されたくない、長く一緒にいると消耗してしまう。このような気質を相手にしっかりと理解してもらって、それでもなお一緒に生きていきたい!という人と一緒になれば良いのではと。相手を愛することができない、不完全な欠陥人間ではありません。ただ、気質な内省型なだけなのです。一人になりたい気持ちは、特定の誰かを疎ましく思う気持ちではないのです。そこを解るか解ってもらえないかは死活問題でしょう。内省型が絡む男女関係には内省型×外向型・内省型×内省型の2パターンがありますが、それぞれでしっかりと、相手を尊重するための話し合いを設けるべきでしょうね。

 

④運動は団体競技よりもソロが良い

野球やサッカーなどはもってのほかで、バドミントンや卓球などペアを組む競技やそもそも「相手がいる」競技を嫌います。逆にジョギングや水泳、ロードバイクなど一人で黙々と楽しめる競技を好む傾向があります。僕なんてその典型ですね、団体競技ははじめから「そういうのやってません」オーラを全開に出して、そもそも誘われない雰囲気を作り出します。自分の性格がわかっているからです。

 

ジョギングや自転車なんかは、自分の内側と常に対話して耽る時間が作れるから、やめられませんよ。仕事の対人関係で蓄積したエラーを、こういうところでしっかりと発散する。走る禅、なんて良く例えたもので、まさにその通りだと感じます。ソロ競技の楽しさは、例え難いほどに大きいのです。ここらへんも「良く一人で黙々と運動できるね、飽きない?」などと言われますが、全然飽きないのです、なぜなら自分とおしゃべりしているのだから!

 

誰かと一緒に行う競技は、やっぱり一緒にいる人を気にしすぎてしまう。だから、心の底から楽しめずに疲れてしまうのです。ましてや、勝敗を決めるような競技ならばなおさらで、「自分のやったことが勝敗に影響しているのではないか」なんて考えただけで疲れちゃいます。誰かに嫌な思いをさせているのではないかと、心配になってしまうのですね。これでは、人と運動をしたいなどとは思えませんよ。

 

⑤映画鑑賞やゲームも一人でやりたい

映画館へ誰かと行っても楽しめません。なぜなら、隣にいる人が今何を考えて求めているのかを常に気にしてしまうからです。スクリーンに没頭などできないのです。気にしすぎ!といわれても気質なのだから仕方ないのです。ゲームにしてもそうですね、ペアを組む内容であればいよいよ、相手のペースに合わせたり気遣ったりして駄目です。やっぱり、自分の好きなように楽しみたいという気持ちが強くなる。

 

ネトゲしててもそうです。人は基本的に嫌いじゃないのでギルドやクランを作って交流するのですけど、やっぱりソロで活動する時間がないと駄目。常に一緒に活動していると、消耗するばかりです。自分でも面白く感じます、現実世界では仕事で人に合わせて蓄積したエラーを一人でいることで解消し、ネトゲでは誰かと活動したエネルギーをソロ活動で充電しているのですから。筋金入りといわざるを得ない(笑)

 

旅行もそう。一人旅が良いのです。気の置けない仲間と2~3泊ならば、楽しめる範疇で収まりますけども、知らない人とそんなに長いこと過ごすのは地獄でしかありません。それならば、心行くまま気の向くままに、ぶらりぶらりと一人旅情を噛み締めたほうがずっと有意義に過ごせます。年を重ねるにつれて、この感覚は強くなっていますね。旅は一人が最高なんです。騒がしい道中などは求めていない。

 

趣味全般に関して、ソロが良いという風にも言えますね。行動、思考、すべてにおいて自分のペースで運べるのが理想です。無意識のうちに感情を読んだり気にしすぎる繊細な気質がある、がゆえにこのような境地に達してしまうのだと思います。いっとき、誰かに合わせられる人間の方が協調性があって優れているという風潮がありました。・・・いまでもあるやつですかね。このお陰で、「自分は協調性のない駄目な人間だ」なんて卑屈になる人も少なからずいたのではないですか。僕のその中の一人だったのですけど、昨今では繊細な気質がクローズアップされて、それは欠陥ではなく気質であるということが謳われるようになり、とてもうれしく思います。内省型人間が少しでも世間で理解されるようになれば、これほど行きやすい世の中はありませんからね。

 

結語・おすすめ記事

いかがでしたでしょうか、今回は一人が好きな管理人の主観で、特徴を5つ挙げてみました。あなたには当てはまったでしょうか?

 

あわせて、こちらの記事も参考になるでしょう。

 

www.pojihiguma.com

 

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最近、地方紙の一面に大きく「HSP」についての話題が取り上げられていましたね。昔は根暗で協調性のない欠陥とみなされていた「一人でいたい繊細な気質」が、現在では遺伝子レベルでその存在が認められ、理解が進もうとしています。

 

長い間、繊細で一人が好きな自分を認められずに苦労してきた方も少なからずいると思います。ですが、どうか自分を責めないでください。それは、努力で補うことが困難な生まれ持った気質の可能性があるのです。

 

まずは自分で自分の気質を認めてあげてください。

 

肯定できるのであれば、HSPというタグを付けることも決して悪いことではありません。むしろ、そこから前を向いて生きる力を得ることができるのだと思うのです。僕なんてそうですよ、昔から友達の言動に傷つき、周りに振り回される自分がとっても嫌いでした。ですが、この概念を知ってからは、本当に生きやすくなった。「なるほど、これは気質だったんだ。では、それを認めて周囲にも公言し、自分らしく生きていこう」と考えられるようになったのですからね。

 

一人好きは、悪いことではありません。人間嫌いで厭世的になっているわけではなく、気質が関係しているという可能性を、念頭に置いてください。自分を責めちゃ駄目ですからね!