朴大統領「韓日関係、未来志向的に新たに築くべき」=光復節71周年記念式典

 朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、光復節(日本の植民地支配からの解放を記念する日)71周年記念式典のあいさつで、「韓日関係も歴史を直視する中で未来志向的な関係へと新たに築いていくべきだろう」と述べた。これに伴い、朴大統領と安倍晋三首相による韓日首脳会談など具体的な措置が取られるかどうかが注目される。

 朴大統領は同式典のあいさつで「我々は韓半島(朝鮮半島)と北東アジアの平和繁栄の主役という責任感を持ち、周辺国との関係を能動的かつ互恵的に導いていかなければならない」として、上記の通り語った。

 そして、「昨今の国際情勢、特に北東アジア地域における安全保障地形の変化は、我々に厳重な対応姿勢を要求している」「これまでよりも我々の戦略的思考と国家的力量の結集が切実になっている」と強調した。

 その上で、「我々の運命が各強大国の力学関係によって決まるという被害意識や悲観的思考を捨てなければならない」とも述べた。

キム・ウォンソプ記者
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