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【スポーツ】

ブラジルの国民的お酒カシャーサ 「リオdeいいね!」

2016年8月15日 12時01分

 ブラジルの国民的お酒といえば、サトウキビが原料の蒸留酒「カシャーサ」。日本での

認知度はまだまだと思いますが、お酒に目がない私は、リオデジャネイロの専門飲食店と蒸留所を1日にはしごして訪れました。

 リオデジャネイロの有名な海岸コパカバーナの少し西のレブロン地区にあり、100の銘柄をそろえる専門レストラン「アカデミア・デ・カシャーサ」。アカデミアというのは英語のアカデミーに相当する言葉で、評価が低かったカシャーサの啓蒙の役割を果たしたいとの意味を込めたといいます。カシャーサに砂糖や柑橘類を混ぜたカクテル「カイピリーニャ」を手にインタビューに答えてくれたデイジ・ノバコスキーさん。「カシャーサはわれわれが誇るべき酒」と満面の笑みでした。

 次に行ったのは、リオ市郊外の蒸留所「マクシカーナ」。サトウキビを絞って汁を出す工程を実際にやってくれました。「うちのカシャーサは二日酔いになりにくい」と経営者のアンセルモ・ソウザさん。2年以上樽で熟成させたものや、フルーツ味なども含め16種類の商品をつくっています。長年熟成したものを味わってみました。まろやかでコクがあり、長期熟成のウイスキーに近い味がした、というのは個人的な感想です。お土産に買い求めやすい商品を1本、購入し満足です。

 こんなブラジル国民に愛されるカシャーサ。リオ五輪取材のためホテルに長期滞在している私は、スーパーで「マグニフィカ」という銘柄を1本買い、夜な夜な寝る前に1杯飲んでいます。1日取材で疲れた体を心地よい眠りに誘ってくれますよ。

(リオデジャネイロ共同=長村勝彦)

 カシャーサ「マグニフィカ」(共同)

 カシャーサ「マグニフィカ」(共同)
 

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