蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】大谷逆転2ラン 日本ハムついに2差2016年8月15日 紙面から
◇日本ハム2−1楽天日本ハムが逆転勝ちした。1点を先制された直後の6回に大谷が17号2ランを放った。加藤が6回途中まで1失点で4勝目。その後の継投も決まった。楽天は8回無死一、三塁の好機を逃すなど打線が振るわなかった。 ◇ 迫力満点の打球が仙台の夜空に舞い上がった。日本ハムは1点を追う6回、1死三塁。大谷が左腕辛島の外角変化球を引きつけ、フルスイング。打球は右中間席最深部へ飛び込んだ。逆転の17号2ランは、首位ソフトバンクを射程に捉える勝利を導いた。 8月6日・ソフトバンク戦以来、33打席ぶりの一発。「打ったのは『抜けスラ』(抜けたスライダー)だと思います。外野フライを打つことだけを意識していました。(西川)遥輝さんが先頭で出てくれたのも大きかったですし、チャンスで回してくれたことに感謝したいです」。自分より、右中間二塁打で出塁しチャンスをつくった先輩西川を持ち上げた。 厳しい内角攻めも苦にしない。この打席もしっかり踏み込んで振り抜いた一発だ。栗山監督は「背中でうまくよけられるからね。イチローもそうだけど、手だけが出てくることがないから」。今季、わずか1死球。厳しい攻めへの対処は一流クラスと評価している。暑さが厳しい時期に18試合連続スタメン出場中。球団トレーナーは「食欲は落ちていない。(宿舎で)しっかり食べている」と感心する。 ソフトバンクが敗れ、3位だった6月19日の時点で最大11・5ゲームもあった差が、2ゲームまで縮まった。もう日本ハム版メークドラマは現実の域。16日からのオリックス戦でも野手出場の可能性がある大谷が、Vロードをけん引する。 PR情報
|