「ちょっと今から仕事やめてくる」のブラック企業的な事や発言
電車の広告で、この本が紹介されていたので読みました。
最初は本の感想を書こうと思ったのですが、
他の人が何人も書いていたので、別なことを書こうと思いました。
今回は「ちょっと今から仕事やめてくる」に出てくるブラック企業的な事や発言についてまとめてみました。
主人公は中堅の印刷関係の会社に勤めています。
重要なネタバレになりそうなことは外しておきます。
「ちょっと今から仕事やめてくる」のブラック企業的な事
どこまでがブラック企業かわかりませんが、上げていきます。
・どんなに頑張っても給与は横這い
・成績が上がらなければ当然、上司にどやされる
・サービスという名の残業ばかりが増えていく
・日曜日に上司から電話が掛かってくる
・土曜出勤は当たり前
・今月は二週間ぶっ通しで働いている
・休日出勤だと午後6時に家に帰れる
・1時間の昼休憩の時間に上司に声をかけられ、解放されるまで15分かかる。
・13時30分までに上司の怒鳴り声が3回聞こえる。
・退勤するのが21時15分
・退勤後に上司から電話が掛かってくる
土曜出勤が当たり前ってヤバイよね。
あと2週間ぶっ通しで働いてるっても。
印刷関係の会社ってこんなに忙しいの?
「ちょっと今から仕事やめてくる」のブラック企業的な部長の発言
この本に登場する部長がヒドい。
こんな発言をする人はさすがに存在しないでしょう。
小説だから大げさに書かれているだけだと思うけど。
・「給与泥棒が何一人前に座ってんだよ!てめえの給与で損害分払えよ、この野郎!」
・「いいか、数字を取れない奴は、ゴミだ!会社に損害を与えるヤツなんて、生きている価値もねぇ!まさかそんなゴミ以下の奴、この部署にはいないと思うけどなあ」
・「そんなに手柄が惜しいか。世話になった先輩に後足で砂かけてまで数字が欲しいのか!このカスが!」
・「お前は何の取り柄もないくせに、人を怒らせることだけは天才だな!」
・「テメエ、うるせえんだよ!今ごろ何しに来やがった!」
・「はあ!だから最近の奴は使えねーんだよ!どいつもこいつも、プライドの欠片もねえ!お前一生、負け犬のまんまでいいのか!安い人生だな!何の仕事もしねーで辞めるなら、給料返せ!会社に損害与えやがって!賠償しろ!訴えるぞ、この泥棒が!みんな必死で働いている中よくもそんな事が言えるな!それでも人間か!」
・「お前は、社会ってもんをわかってねーんだよ!こんなとこで挫ける奴はなあ、人生なにやっても駄目に決まってんだよ!」
・「どうせお前みたいな奴はなあ、一生負け犬で終わるんだよ!」
・「この時代に辞めて、簡単に次の職場が見つかると思ってんのか。人生、そんなに甘くねーんだよ」
このような発言をする上司がいるような会社は辞めた方が良い。
もっと働きやすい会社はある。
この本は映画化されるみたいですが、部長役をやる人は大変そう。