伊方原発3号機 午後にも発電と送電へ
今月12日に再稼働した愛媛県にある伊方原子力発電所3号機は、15日午前から原子炉の熱で発生した蒸気で実際に発電用のタービンを回す検査が行われ、四国電力は問題がなければ、午後、発電と送電を始める計画です。
伊方原発3号機は今月12日に5年4か月ぶりに再稼働し、13日に核分裂反応が連続する「臨界」の状態になりました。
その後、核分裂反応を抑える「制御棒」を操作して稼働中の原子炉を安全に停止できるかどうか確かめる検査などが行われ、四国電力によりますと、これまでのところトラブルは起きていないということです。
15日午前からは、原子炉の熱で発生した蒸気で実際に発電用のタービンを回して異常な振動が起きないかなどを確かめる検査が行われ、四国電力は問題がなければ、午後1時半から2時ごろにかけて発電機と送電設備をつなぎ、発電と送電を始める計画です。
ことし2月に再稼働した高浜原発4号機ではこの工程で、安全装置の設定ミスから原子炉が自動停止するトラブルが起きていて、四国電力は設備の状況などを確認しながら慎重に作業を進めることにしています。
その後、3号機は今月22日に原子炉の出力が100%のフル稼働の状態にしたうえで、設備全体の機能を確認する国の検査を受けて、問題がなければ来月7日にも営業運転に入る計画です。
その後、核分裂反応を抑える「制御棒」を操作して稼働中の原子炉を安全に停止できるかどうか確かめる検査などが行われ、四国電力によりますと、これまでのところトラブルは起きていないということです。
15日午前からは、原子炉の熱で発生した蒸気で実際に発電用のタービンを回して異常な振動が起きないかなどを確かめる検査が行われ、四国電力は問題がなければ、午後1時半から2時ごろにかけて発電機と送電設備をつなぎ、発電と送電を始める計画です。
ことし2月に再稼働した高浜原発4号機ではこの工程で、安全装置の設定ミスから原子炉が自動停止するトラブルが起きていて、四国電力は設備の状況などを確認しながら慎重に作業を進めることにしています。
その後、3号機は今月22日に原子炉の出力が100%のフル稼働の状態にしたうえで、設備全体の機能を確認する国の検査を受けて、問題がなければ来月7日にも営業運転に入る計画です。