ジャカルタ近郊の空港 新ターミナルオープン
慢性的な混雑が問題になっているインドネシアの首都ジャカルタの空港に、
年間2500万人が利用でき、テロ対策のための監視体制を強化した新しいターミナルがオープンしました。
年間2500万人が利用でき、テロ対策のための監視体制を強化した新しいターミナルがオープンしました。
新しいターミナルがオープンしたのは、ジャカルタ近郊の「スカルノ・ハッタ国際空港」で、9日からガルーダ・インドネシア航空の国内線が利用を開始しました。
経済成長に伴い旅客数が増加し、年間およそ5400万人が利用する「スカルノ・ハッタ国際空港」は、既存の3つのターミナルが手狭になり、慢性的な混雑が問題になっています。
およそ7兆ルピア、日本円で540億円余りをかけて建設された新たなターミナルは地上4階建て、延べ床面積42万平方メートル余りで、年間2500万人が利用できます。
空港の運営会社によりますと、来年3月までにすべての航空会社の国際線の発着がこのターミナルで行われることになるということです。
さらに新しいターミナルでは、データベースに登録された顔写真と監視カメラの画像を照合する認証システムも導入されるなど、テロ対策のための監視体制も強化されます。
ターミナルを訪れたインドネシア人の女性は、「広くてきれいなうえ、フライト情報も見やすくて快適です」と話していました。インドネシア政府は来年には首都の中心部と空港を結ぶ鉄道の完成も目指していて、隣国のシンガポールに対抗して東南アジアの拠点空港を目指したい考えです。
経済成長に伴い旅客数が増加し、年間およそ5400万人が利用する「スカルノ・ハッタ国際空港」は、既存の3つのターミナルが手狭になり、慢性的な混雑が問題になっています。
およそ7兆ルピア、日本円で540億円余りをかけて建設された新たなターミナルは地上4階建て、延べ床面積42万平方メートル余りで、年間2500万人が利用できます。
空港の運営会社によりますと、来年3月までにすべての航空会社の国際線の発着がこのターミナルで行われることになるということです。
さらに新しいターミナルでは、データベースに登録された顔写真と監視カメラの画像を照合する認証システムも導入されるなど、テロ対策のための監視体制も強化されます。
ターミナルを訪れたインドネシア人の女性は、「広くてきれいなうえ、フライト情報も見やすくて快適です」と話していました。インドネシア政府は来年には首都の中心部と空港を結ぶ鉄道の完成も目指していて、隣国のシンガポールに対抗して東南アジアの拠点空港を目指したい考えです。