成田空港 全日空機エンジントラブルで滑走路一時閉鎖

成田空港 全日空機エンジントラブルで滑走路一時閉鎖
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14日午後、成田空港で、全日空の旅客機が離陸のため滑走路を走行中にエンジンにトラブルが起きて部品などが散乱し、2本ある滑走路のうち1本が1時間半近く閉鎖されて、合わせて40余りの便に遅れなどの影響が出ました。
14日午後2時半ごろ、成田空港で、中国・上海行きの全日空959便、ボーイング787型機が離陸のため滑走路を走行中にエンジン1基にトラブルが起き、離陸を取りやめました。
成田空港会社などによりますと、2本ある滑走路のうち「A滑走路」で広い範囲にエンジンの部品などが散乱し、回収や点検を終えるまでの1時間20分の間、閉鎖されました。この影響で、午後5時の時点で、成田空港に到着する予定の国際線と国内線合わせて12便が、羽田空港など別の空港に目的地を変更したほか、成田空港を発着する国際線と国内線、合わせて30便に最大で1時間半の遅れが出たということです。
全日空は、エンジン内部の部品が脱落したのではないかとみて原因を調べています。