夏から秋にかけて日本にやってくる台風は、強力な雨と風によって私達の家に激しい負荷をかけます。
台風の風で飛ばされた物が外壁に当たったり、激しい雨で雨漏りが生じたりするだけでなく、屋根材が剥がれて落下すれば、周囲の人や家族の命も危険に晒されてしまいます。
ここでは、台風が上陸する前に知っておきたい、外壁・屋根の被害例と、確認しておくべき点検項目についてまとめています。
■台風の平均的な上陸時期
日本に上陸する台風は、毎年、夏から初秋にかけてやってきます。
沖縄や九州は6月や10月でも接近してくる事もあり、台風対策は本州以上に欠かせません。
台風上陸のピーク期である8月、9月は続けざまに大きな台風が通過する事も多いため、7月や8月上旬までには、必ず外壁や屋根の傷み具合を点検しておきましょう。
■台風によって外壁や屋根が受ける被害の例
外壁材や屋根の瓦の取り付け部分が脆くなっていると、凄まじいパワーを持つ台風の風に吹き飛ばされてしまいます。
地面に落ちて外構や車に落下したり、場合によっては通行人や住人に直撃する事もありますので、台風が接近してくる前に必ず点検を行いましょう。
また、強風によって飛ばされた物が直撃したり、屋根のアンテナが倒れたりする事で、外壁や屋根が傷つき、ヒビ割れや雨漏りの原因となってしまう事もあります。
台風接近のニュースが流れてきたら、家の周りに置いているプランターや植木鉢、エクステリアの置物などは玄関にしまっておきましょう。
激しい豪雨を伴う台風の場合、軒裏や隙間など、通常の雨では届かない細かい箇所まで雨水が行き渡ってしまいますので、浸水の被害にも備えておかなくてはなりません。
■台風が来る夏前に、点検しておくべき屋根と外壁の箇所
万が一、想定外の威力を持つ台風が来て、あちこちの家に被害が起きた場合、台風が去った後は、地域一帯の業者は予約が取りづらい状況に陥ってしまいます。
そのような事にならないためにも、台風が発生する前に、業者に点検を頼んでおきましょう。もし台風が上陸しなくても、点検しておく事で損をする事はありません。
□外壁でチェックしておくべきポイント
・シーリングの劣化
・塗り壁に生じたヒビ
・サッシのがたつき
・タイル壁の耐久性
など
□屋根でチェックしておくべきポイント
・(瓦屋根)瓦がずれている箇所
・(瓦屋根)割れている瓦
・(スレート屋根)板金の腐食
・雨樋の汚れ
など
特に、屋根は窓から見ただけでは正確な状況を把握する事ができません。野地板の傷みや瓦の割れなどは、遠くから見ただけでは見つけられない事があります。
必ず専門の業者に屋根へ昇ってもらい、直接触れて、点検をしてもらいましょう。