Uターンラッシュがピーク 新幹線と国内線は満席相次ぐ

Uターンラッシュがピーク 新幹線と国内線は満席相次ぐ
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お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュは、14日がピークで、新幹線と国内の空の便の上りは午後を中心に満席が相次いでいるほか、高速道路の上り線は、このあと夕方を中心に激しい渋滞が予想されています。
JR各社によりますと、新幹線の上りは、14日が混雑のピークで、山陽新幹線は、午前・午後と満席が相次いでいるほか、東北・北陸・東海道の各新幹線も、午後は指定席がいずれもほぼ満席となっています。
また、航空各社によりますと、国内の空の便は、各地から羽田や大阪に向かう午後の便で満席が相次いでいます。
日本道路交通情報センターによりますと、高速道路の上り線は、午前中、まだ目立った渋滞は起きていませんが、中央自動車道では午前11時現在、恵那インターチェンジ付近を先頭に22キロの渋滞となっています。
高速道路の上り線の混雑は、このあと夕方を中心に激しくなる見込みで、関越自動車道で午後6時ごろ、埼玉県の高坂サービスエリア付近を先頭に45キロ、東名高速道路で午後6時ごろ、神奈川県の大和トンネル付近を先頭に45キロ、東北自動車道で午後5時ごろ、栃木県の上河内サービスエリア付近を先頭に45キロの激しい渋滞が予想されています。
高速道路各社によりますと、混雑は区間によって、あす未明まで続く見通しです。

新函館北斗駅も混雑

ことし3月に開業した北海道新幹線の「新函館北斗」駅も家族連れなどで混雑しています。
新函館北斗駅は、朝から、本州方面へ向かう多くの家族連れなどで混雑し、午前9時半ごろに出発して東京に向かう「はやぶさ16号」には、大きなスーツケースや土産物を持った人たちが次々と乗り込みました。
東京から函館に帰省していた女性は、「北海道新幹線に初めて乗りましたが、東京からの4時間がすごく速く感じられて、便利だと思いました。
あしたから仕事で少し憂うつですが、頑張ります」と話していました。
また、観光で函館を訪れた東京の男性は、「自然をたくさん満喫できて、楽しい思い出ができました」と話していました。
JR北海道によりますと、北海道新幹線は、東京までの上りの指定席が14日から16日までほぼ満席になっているということです。

新千歳空港でも

新千歳空港は朝から大勢の親子連れなどで混雑しています。保安検査場の前では、見送りに来たお年寄りが出発する孫を抱いたり、手を振ったりして別れを惜しむ姿が見られました。
家族で帰省し、横浜市に戻るという34歳の男性は、「北海道は涼しいので、子どもたちも外でいっぱい遊べてよかったです。自分もリラックスできました」と話していました。
また、埼玉県から家族で観光に来ていたという45歳の男性は、「レンタカーを利用しましたが、関東と違い広くてよかったです。気候も涼しくよく眠れました。これから仕事を頑張ります」と話していました。
航空各社によりますと、新千歳空港から本州などに向かう便は14日の午後を中心に混雑し、Uターンラッシュは16日まで続く見込みです。