海自というか、情報本部の謎という話なんだが。まぁ、またこれを書くと防衛省関係各位に嫌われるんだが、事実だからしょうがない。書こう。
今年、私が沖縄をウロウロしているのはいくつかの記事で皆さんもご存じの事と思う。そのウロウロの最中、とある飲み屋で海上自衛隊員と称する人と会った。官報で名前が確認できないので1佐未満か、もしくは延々情報やってる人かわからない。本件は日米防衛協定並びに安全保障上重大な問題となる可能性があるので、まずは、名刺を張っておく。
上記名刺の面白いところは「階級が記されていない」ということだ。名刺をもらった時点で「情報担当だ」と気づいたのだが、まぁ、それは言わぬが花だと思っていた。あえてイニシャルで書くがS氏は優しい方で、海自の土産物をたくさんくれたりしたので、「ああ、俺の事を把握しているな」と思ったのもある。まぁ、似たような商売で大変だろうなぁ、などと最初は思っていた。
ただ、実はこのS氏、先日から騒いでいる一連の相澤某などとも面識がある。そのため、私がわざとnikaidou.comからのメールで、事態を説明し、添付書類も送っておいた。
私が疑義を持ったのはこのあとからだ。
当然、というかなんというか、当サイトは中央省庁全省庁に嫌われているので(笑)、名刺の防衛省アドレスから返事が来る訳がないと思っていた。まぁ、それはいい。だがおかしいのは、S氏は
「S氏と懇意の、沖縄の飲み屋のホステス」
を通じて「nikaidou.comのメールにはお返事できませんが受けとっております」と伝えてきたのである。そのホステスと上記人物は懇意にしているときいてはいたが、まさか、そんな事をしてくるとは思わなかった。かなり、この対処はおかしくないだろうか。
なぜ、業務アドレスに送ったものの返事が、ホステスを通じての回答なのだろうか。むしろ回答がないと思っていたのに、ホステスから回答が来た事にびっくり仰天したのである。
ここで、私の悪い癖が出た。人を疑うというところだ。なにを疑ったかって
「情報漏洩」
である。いろいろ思い直してみたところ「あの人は情報をやっている」と、担当ホステスが話していたような。下っ端ならともかく、情報の業務は保秘絶対、である。なんでそんなホステスごときが知ってるんだ?俺がS氏とホステスの仲を疑うのも仕方がない。だって俺も”会社”は違えど情報マンだったんだから。
さらにおかしいのが「イージス艦にこっそりのせる」という話がS氏よりあったことだ。「6月末~7月15日あたりで「みょうこう」が那覇に来るからそこでCICに入れてあげる」だったと思う。「大丈夫黙ってのせちゃうから」と。日米防衛協定に違反する可能性が高い行為である。それに「空自の訓練飛行にもご招待」とも言われていた。俺はそのとき、変な機密に関わって変な書類にサインするのもイヤなので、大事を取って那覇を離脱、すぐに東京に戻った。
・・・とまぁ、そんなことがあったのだが、これは普通の行為なのだろうか?防衛省は一体どこでなんの管理をしているんだ。
俺は正直、S氏を間抜けだなと思った。nikaidou.com、つまりうちのサイトは有名なはずである。「ややこしい」「いんちきくさい」「永田町をウロウロ」とか、まぁ、悪い噂しかないと言っても過言ではない人間への返信を、ホステスを使って行うとは。このやり方は、到底、筋が通っているとは思えない。人を馬鹿にしているか、本人がバカなのかわからんが、うちは、筋を通さない変な事をやれば必ず公開する。だって、こっちがどうなるかわからないから。あと、とりあえず書いてしまえば秘密じゃなくなるからである。
百歩譲って、まぁ、ホステスを通じて俺にメッセージを送ってもいいとしよう。だがしかし、その前にイージス艦云々の話もしているのだから、まず、俺に口止め(保秘のお願い)をしないと最低限ダメだろう。ホステス任せの保秘というのは、危機管理がまるでなってないといわざるを得ない。
防衛省幹部に聞いてみたいが、このS氏の職業が広報じゃなくて情報収集だと他に知られていてもいいのだろうか。まぁ他にもいろいろ聞きたい事があるが、まぁ、そのうち自然に俺の耳に入る事だろう。
イージス艦のCIC乗船なんて、非常に魅力的なお申し出だったが、それを「二階堂だから特別にやった」とは考えにくい。他にも入れている奴がいるとみるべきだろう。米国に通知せずにCICに入れてはまずいのではないのか?
まぁ、「送ったものに対してホステスづてに返事が来る」事さえなければこの記事は生まれなかったと思う。ただ、日本の安全保障上、S氏のような活動をしている自衛官(?)がいるのであれば問題であると思い記事にした次第だ。
いまは情報を上げるところもないし、一人情報屋のおれだが、内容的にちょっとめんどくさい内容だし、いちいちマスコミに振る内容でもないし、まぁ、いろいろ悩んだ挙げ句、「書いておこう」と決断した記事である。恨まないでほしい。
海自は大騒ぎになると思うが、まぁ、いつものように「きれいになかったこと」にしてしまいなさい。情報を保全できない保全隊とか、ナントカ隊つかって証拠を抹消しなさい。そしてまた、「二階堂は嘘つきだ」とでも噂を流せばいいと思う。ただし、それら誹謗中傷が俺の耳に入ったときは、上記で”とても優しく記述している部分”を官邸に報告し、ここで具体的エビデンスを示す。さらに反省がないとみなした場合は共産党にぶん投げて国会質問させるので、そういうことはやめてほしい、とだけ最後に付け加える。
だって、事実なんだから。しょうがねぇだろ。
本件について、もし何か言いたい場合は、どこぞのSESCみたいにFAX1枚で、とかはやめてほしい。頭にくるからである。警察庁ですら飯を・・・まぁいいや。別に飯も酒もカネもいらないが、筋だけ通してほしいというだけの話である。防衛省なら、少なくとも警察庁よりは腹の据わったのがいるだろうし、連絡手段なんていくらでもあるだろう。このサイトの過去記事までよく見れば、役所からの連絡方法はわかるはずだ。