柔道、銀の原沢「また４年後へ」　銅の山部「うれしい」

　柔道男子１００キロ超級で銀メダルとなった原沢久喜と、女子７８キロ超級で銅メダルの山部佳苗が１３日朝（日本時間１３日夜））、リオデジャネイロ市内で記者会見した。原沢は「試合が終わった後はすごく悔しく、金メダル欲しかったなあという気持ちがあった。朝起きてからは、力を出し切って戦うことができたし、また４年後に向けてスタートしていきたい気持ちだ」と話した。

　決勝戦では対戦相手のテディ・リネール（仏）が組み合いを避け、逃げ回る戦いぶりで大ブーイングが起きた。原沢は「リネール選手の勝ちに対する執着心の強さ、勝ちへのこだわりを強く感じた。そういう状況になっても勝ちを取ったことは、すごいなと思う」と振り返った。

　食べたいものを聞かれると、「体に悪いモノを摂取したいです。脂っこいもの」といい、焼き肉や揚げ物をあげた。「この何カ月間は柔道のことだけを考えてきた。いまは柔道のことは忘れて普通の生活がしたい」と話した。

　一方、山部は「一夜明けて朝起…