リオで日本人の犯罪被害9件 総領事館が注意呼びかけ

リオで日本人の犯罪被害9件 総領事館が注意呼びかけ
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オリンピックの開幕日を含めた7日間で、リオデジャネイロの日本総領事館に届け出のあった日本人の犯罪被害はすりや強盗など合わせて9件で、けがをした人はいないものの、ほぼ毎日、被害が発生していることから、総領事館は改めて注意を呼びかけています。
リオデジャネイロの日本総領事館は、オリンピックが開幕した5日から11日にかけての7日間に届け出のあった日本人の犯罪被害についてまとめました。
それによりますと、被害は合わせて9件で、内訳は、「スリ」が3件、強盗が2件、「置き引き」が2件などとなっています。また被害に遭った場所は、オリンピックパークがあるバッハ地区が4件、海岸がビーチバレーの競技会場にもなっているコパカバーナ地区が3件、開会式と閉会式の会場のあるマラカナン地区が2件でした。
これまでにけが人はいませんが、6日夜には日本人の男女がバレーボールの試合を観戦したあと会場の近くの路上で拳銃を持った2人組の男に財布やスマートフォンなどを奪われるケースもありました。
リオデジャネイロでは外国人を狙った犯罪が多発していて、日本人についてもほぼ毎日、被害が発生していることから、日本総領事館は改めて注意を呼びかけています。