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【衝撃事件の核心】
その警部補46歳は支援対象の15歳少女に恋をし、車で、ホテルで、少女の自宅でも…転落の軌跡を赤裸々に
気丈に振る舞う妻
男の犯行を知った少女の母親は「体を目当てに近寄ってきたのかと思うと、悔しい。悲しい気持ちでいっぱい。まさか警察官に裏切られるとは思わなかった」と話したという。
一方で男を受け入れ、支える存在もある。証言台に立った男の妻は取り乱すことなく、離婚せずに男を監督すると約束した。
「逮捕された当時は怒りや絶望がありました」
妻はこう振り返りながらも、こう述べた。
「子供もいますし、普段はいい父親で、私にも優しかった。今まで築いてきた信頼もある。私がしっかり監督しながら生活していこうと思います」
男が行ったのが重大な裏切り行為なのは言うまでもない。妻も決して許しているわけではないだろう。それでも「やってはならないことをしたと、本人が一番分かっているはず」と語った妻。こんなけなげな妻がいながら、少女に手を出した男の気が知れない。
県警が隠蔽?
この事件をめぐっては県警の対応も問題となった。県警は4月28日、記者会見で男の懲戒免職処分を発表した際、「少女の担当から(男を)外してからは、接触する機会はなかった。接触しないように指導していた」などと説明。しかし、実際には男は担当を外された後も少女に電話やメールを繰り返し、接触もしていた。
県警は同月30日報道各社に電話し、「説明不足だった。隠蔽するつもりはなかった」などと釈明した。
男には2人の幼い子供がいる。弁護人が「事件のことを子供が知ったらどう思うだろうか」と尋ねると、男は「軽蔑するでしょうし、悲しむと思います」と声を絞り出した。
警察官として、夫として、そして父親として、あらゆる信頼を失ってしまったこの男。快楽はひとときだったが、贖罪(しょくざい)は一生がかりだ。
◇
男は一審判決を不服として、今月8日付で東京高裁に控訴した。
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