おしえて75 投稿者 ノラさん

日本はお味噌汁にお椀を使います。熱いものにはとても良いと思うのですが、なぜスープ皿に木製のものがないのでしょうか?不思議です。
patriotさん

日本には食器を持ち上げる習慣があるので、熱の伝わりにくい木製がいいでしょうが、その習慣のない西洋では木製である必要はないでしょう。
憶測なんですが、日本は木の文化、西洋は土の文化なのでは?

浜ちゃん

いくつか理由が考えられると思いますが、次の二つが主なものではないでしょうか。

1)椀は木地そのままだと耐久性に欠けますので漆を塗るわけですが、この漆の技術は日本独特のものである。
(そのため、漆器の事を英語ではjapanといいます。
磁器が中国の物として英語でchinaと呼ばれるのと同様)

2)日本以外では食器を手で持ち上げて食べる習慣がないので、熱くても気にならない。
(コップなどの飲み物のいれものは除く。茶器などには取っ手がついている)手で持ち上げないので、食器が熱くなる事がさほど問題にならない。

iammyさん

陶器は木製に比べて洗い易いからでしょう.欧米のテーブルマナーでは
スープ皿は机上においたままで手で持ったり口をつけたりしませんから,
熱くなっても問題ありません.

とっちんさん

スープを飲むときに使うのは「スプーン」です、「スプーン」はほとんどの物が金属製ですので、
「皿」が木製だと何回も何回も金属製スプーンでスープを飲んでいるうちに「皿」の底が削れゆくゆくは穴が空いてしまいます。だから、木製の「スープ皿」が無いんです。

rinkoさん

手に持つ必要がないからでしょう。熱くても、スプーンですくえばいいのですから。

くろぅさん

木製のスープ皿が無いというわけではありません。
もちろんスプーンだって木製があります。
おそらく日本の食文化の中で和食に使われ続けてきた漆器などと違い、西洋食器が日本に入ってきた時代すでにそれらが陶磁器や金属ガラスなどで作られていたためそれが一般的に普及しただけだと思います。

Tsuneさん

自分の直感なんですが、木の性質として、「平らな板は、反りやすい」というものが有ります。
そのため、木でお皿を作ると、反ってしまい、ガタガタして安定性がなくなるのではないでしょうか。
その点、お椀のような立体的な形であれば、力が分散して反りにくいし、もし、万一変形しても、容器の部分は大した影響も無いし、糸尻の部分は皿に比べて小さい為、安定性も損なわれない為ではないでしょうか。

シャオリンさん

それは、スープ皿を手に持って飲むのがマナー違反だからではないでしょうか。
左手に茶碗を持つのが美しいとされる和食だからこそ、茶碗の底に足がついていたり、汁椀が木製だったり、工夫が凝らされているのだと思います。

胡蝶蘭子さん

 お椀は、手に持って食べます。だから、手が熱くないように、断熱性の高い「木」が適していると思います。

 でも、スープは、基本的には皿をテーブルに置いたまま、スプーンですくって食べます。
だから、「木」である必要はないのだと思います。
さらに、もし木製なら、スプーンに触れることによって、皿の表面が痛みやすくなります。

萬谷毅 さん

スープは最後に皿をなめる人も少なくないと思います。
その際、木製では舌の触感も悪いし、万一歯が当たって傷がつく恐れもあるため木製のものはないのです。
== ノラさんからの感想メールです!==
パソコンが壊れて作成中のホームページなどが全滅!(^^;やっと直ったので、覗いたら回答が沢山あって感激しました。どこを読んでも面白くて楽しみです。
とりあえずお礼まで
いろんな見方があるようですね。
それにしても、漆器の事を英語ではjapanというなんて...
するとjapanは2つの意味を持っているんですよね。「日本」と「漆器」。すると「雲」と「蜘蛛」とかいう紛らわしい意味を英語も持っていることを発見しました。(^。^)
正答者の方々(9名)です。ありがとうございます。
くろぅさん・Tsuneさん・patriotさん・萬谷毅 さん(おもしろ) ・iammyさん・とっちんさん・rinkoさん・浜ちゃん・シャオリンさん・胡蝶蘭子さん



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