おしえて72 投稿者 ピカヒョンさん | |
子守唄の「ねんねんころりよおころりよ」のおころりよとは、どういう意味ですか。 | |
くろぅさん いろいろ調べましたが、仮説しかわかりません。 童歌は出所不詳なものがほとんどなので、おそらくこれといった正体を見極めるのは難しいと思います。 で、キーワード「ねんねんころりよ」で検索してみたら おもしろいページが出てきました。 参考URL:カルチャ-センタ-はとぽ ここには「江戸子守歌」と全国各地へ広がった2つの歌詞の例が紹介されています。 このページによれば、この子守歌は江戸で歌い始められ大名の参勤交代にともなって広まったという説があるということです。それにつれて歌詞が変化し、付け加えられてもいったらしいです。 それで「おころりよ」の解釈をする場合2つの仮説をくろぅはたてました。もともと、この子守歌は歌詞が先か曲が先かも定かではありません。よって 1 「ころり」を素直に「ころころところがる」意ととらえ、「おころり」は曲に合わせて調子をとるために付けられたとする説 大半は各地とも「ねんねんころりよ」で始まっています。この部分は「寝んねころりよ」から変化したものと思われます。よって、次の「おころり」のころり も同義と考えられるからです。 2 「ころり」を「お守り」の転とする説 ところが、宮崎地方はこの部分が「ねんねんお守りはどこへ行た」と歌われているそうです。 「坊やは良い子だ」からが少し欠落しているわけです。 しかし、これが今となっては欠落したのか、もともと無いところへ後日追加されてその部分が伝承しなかったのかは不明です。実際おみやげに何をもらったのかやお守りがどこへ行ったのかは各地で違っています。 よって、この「お守り」がもしもオリジナルとすれば次のようになります。 「ねんね(ん)お守りよ、お守りよ」が曲調にあわせて現在のようになった。 これだという文献か研究レポートでもなければ正答は難しいと思いますが、とりあえずくろぅはこの2つだということで・・・なお、転音に関しては次の文献の用例に根拠しています。 「音韻変化論からさぐる 日本語の語源」(角川書店) 決定打がなくてすみません。 Tsuneさん 「おころりよ」とは、子守り歌の中で、「早く寝てほしい」という願望がこもっているのではないでしょうか。 早くころりと寝てほしいと・・・・。それで「ころり」という言葉となって現れているのではないでしょうか。 他にも、子守り歌の中には、「ねんころり」など「ころり」という言葉が多く使われているような気がします。 こりんずさん 「ねんねんころりよ」の「ころりよ」に、歌い易くするために 「お」を付けただけなんじゃないかと思うのですけどね・・・? かっくん ころりというのは、ぐったりして倒れ付すさまと辞書にありました。 意味合い的には、「寝てしまってそういう状態になって」 ということだと思います。 さて、「おころりよ」ですが、よく時代劇で女の人が ・ ひとをせきたてるときに「はやくおしよ」と言う場面があります。 その「お」と一緒ではないでしょうか? つまり「早く寝てよね! もう!」っていう感じだと思います。 こんなところでどうでしょう。 h00h1092さん 子供を寝かしつけるときの言葉で、「おやすみなさい」という意味だそうです。 (お婆さんから聞いたので違うかもしれない) 浜ちゃん 「ころり」は、赤ちゃんがぐずらずに寝付く様、すぐに熟睡する様を表しています。 最初の「お」はリズムをつけるためについたもので特別な意味は無く、最後の「よ」は呼びかけを表します。 「ねんねんころりよおころりよ」は、「寝なさい、寝なさい(ねんねん)、ぐっすりと、ぐっすりとね(ころりよおころりよ)」と解釈できます。 |
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くろぅさんもかなり苦心されたようですね。疲れたところで奥さんに歌って貰いながら寝るというのは如何でしょうか?(^。^) | |
正答者の方々(9名)です。ありがとうございます。 | |
くろぅさん・Tsuneさん・こりんずさん・patriotさん・ iammyさん・超な兄貴さん・かっくん・h00h1092さん・浜ちゃん |