昨日(8月12日)羽田発のANA便(計28便)で乗客から預かった受託手荷物を積載しないまま飛び立ち、到着地へ降り立った乗客が困惑する事態が発生しました。
搭乗者側からは寄託手荷物、航空会社側からは受託手荷物といいます。
12日午前6時50分過ぎ、羽田空港で預かった乗客の荷物を機内に運ぶベルトコンベアーが故障。これがトラブルの原因になったということ。海外旅行ではよくある話ですが、国内線でこの規模は珍しいですね。まさに珍事ですw
時期が時期(お盆)だけに、フライト自体の遅延に伴うその後の機材繰りなどを考慮してのハンドリングなのでしょう。しかし結果として欠航便が出なかった(らしい)とはいえ、私も当日の乗客であったならば少なからず驚くと思います。
到着地での細かい対応内容は報道されていませんが、こういった場合の殆どは到着地で待機して受取り、もしくは受取りできない場合は後送する流れになります。国内線なのでせいぜい翌日には手元に届くでしょう。しかし到着日に使用する物(着替えやその他)は購入するしかありません。
そこで、今回の事態を鑑みて手持ちのクレジットカードの中で国内寄託手荷物が遅延した際に補償してくれるクレジットカードを私自身保有しているか?調べてみましたw
JCB ザ・クラス
◆JCB ザ・クラス国内・海外航空機遅延保険(自動付帯)
・寄託手荷物遅延費用保険金:20,000円程度
・寄託手荷物紛失費用保険金:40,000円程度
・寄託手荷物遅延費用保険金:20,000円程度
・寄託手荷物紛失費用保険金:40,000円程度
まずはJCBザ・クラスです。国内外共に手荷物遅延補償が付いています。預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費等を20,000円程度補償してくれるとのこと。
ちなみにこの補償はザ・クラス以外にもJCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールドカードへも同額補償が自動付帯しています。さすがJCBですね。
MUFG プラチナ アメックス
◆MUFG プラチナ アメックス国内・海外航空機遅延保険(自動付帯)
・寄託手荷物遅延費用保険金:10,000円程度
・寄託手荷物紛失費用保険金:20,000円程度
・寄託手荷物遅延費用保険金:10,000円程度
・寄託手荷物紛失費用保険金:20,000円程度
そして最近取得したMUFG プラチナ アメックスにも10,000円程度自動付帯していました。
ただしこれはプラチナカードのみでゴールドプレステージやゴールド会員は航空便などの特定の旅行費用の支払いを事前に決済することが条件のようです。いわゆる利用付帯といわれるヤツですね。
まとめ
普段、何気なく利用しているクレジットカードですが、単なる決済だけでなく手持ちの各カード付帯保険を予め把握しておけば、先の事態にも慌てず対応することが可能だと改めて考えさせられた此度の一件でした。
殆どのクレジットカードには海外旅行における寄託手荷物遅延費用保険は付帯しているものの、国内旅行の際に自動付帯する寄託手荷物遅延費用保険は非常に少ないと思います。
三井住友カードにも国内における寄託手荷物遅延費用保険はカバーされていますが、三井住友プラチナカードでも利用付帯という条件が付きますしね。
そういった目線で考えるとJCBゴールドカードは優秀なカードだということがいえます。現在は初年度年会費無料で入会できますし、いちいち保険に入るくらいならお試しで1年間保有するのも良いかもしれませんね。