今年の夏休みシーズン中にフランス・ベルギー・トルコを訪れた韓国人訪問者数は大幅に減少した一方、中国・日本・台湾などアジア地域の訪問者数は大幅に増えていることが分かった。欧州諸国で発生したテロの影響で海外旅行客が比較的安全な地域を選んだためと見られる。
SKテレコムが7月末から8月初めまでに海外ローミングサービスを利用した加入者約46万人のデータを分析したところ、トルコを訪れた加入者は2716人で、前年同期の4922人より約81.2%減少したと12日、明らかにした。トルコでは先月15日に軍部によるクーデターが失敗、「血の粛清」が行われている。世界最大の観光大国フランスを訪れた利用者は25.1%減、ベルギーを訪れた利用者は48.8%減となっている。フランスでは先月、南部のリゾート地ニースや北部の聖堂でイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)がテロを行った。ベルギーのブリュッセルでも3月に空港や駅などで連続爆弾テロが発生した。
一方、この10年間に大きなテロが発生していないポルトガルを訪れた人は10.7%、スペインを訪れた人は2.6%それぞれ増加した。アジアを訪れた人も台湾が21.8%、ベトナムが12.4%、中国が8.4%、日本が7.2%増えている。外交部(省に相当)の付属機関・国立外交院のイン・ナムシク教授は「韓国人がテロの脅威を肌で感じていることを示す結果だ」と語った。