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現地リポート 沖縄・高江ヘリパッド強行“無法地帯”の実情

「私たちの森に基地は要らない。高江は沖縄の水瓶、命の源である。戦争のための砂利は一粒たりとも渡したくない」

「防衛省に聞きたい。あなたの家の隣に基地が出来たら、あなたは反対しないのか?」

 8日午後7時、「N1裏」と呼ばれるゲート前に、スピーカーから悲痛な叫びが響き渡る。集会場では悔しさからか、涙を押し殺す声が漏れていた。

「五輪開幕。広島・長崎への原爆投下。本質的に平和を考えるべき大きなニュースの影で沖縄は泣いている。私たちはいつまで安倍の持ち物=TVの情報に頼るのか?」

「高江の姿は日本の将来の姿だ。人権を無視した暴力的な脅しは“緊急事態条項”の予行演習そのものだ」

 現場では今、こんな危機感が共有されている。暴挙は毎度、大きなニュースに隠れて繰り返されてきた。

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