国産旅客機MRJ 本格試験に向け今月下旬にも米へ
半世紀ぶりの国産旅客機として開発が進められている「MRJ」は実用化に向けた本格的な飛行試験を行うため、今月下旬にもアメリカに向けて飛び立つ方向で調整が進められています。
MRJは三菱航空機が開発を進めている国産旅客機で、去年11月に初飛行が行われました。そして、今月下旬にも、本格的な飛行試験が行われるアメリカの西部ワシントン州の空港に向けて飛び立つ方向で調整が進められています。
具体的には、開発拠点の県営名古屋空港を離陸したあと、北海道を経由してロシアのカムチャツカ半島やアメリカのアラスカ州を通過するルートが予定されているということです。
今回の1号機に続いて4号機までが順番にアメリカに移される計画で、合計2500時間に及ぶテスト飛行を実施することにしています。
飛行試験は安全性などの基準を満たしていることを証明する「型式証明」の取得に不可欠なことから、アメリカでの試験がうまくいくかが実用化に向けた大きな焦点となります。
具体的には、開発拠点の県営名古屋空港を離陸したあと、北海道を経由してロシアのカムチャツカ半島やアメリカのアラスカ州を通過するルートが予定されているということです。
今回の1号機に続いて4号機までが順番にアメリカに移される計画で、合計2500時間に及ぶテスト飛行を実施することにしています。
飛行試験は安全性などの基準を満たしていることを証明する「型式証明」の取得に不可欠なことから、アメリカでの試験がうまくいくかが実用化に向けた大きな焦点となります。