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オバマ氏折り鶴、展示延長で調整

バラク・オバマ米大統領が子どもたちに手渡した折り鶴=広島市中区の原爆資料館で2016年5月27日、徳野仁子撮影

 オバマ米大統領が広島市に寄贈した自作の折り鶴について、原爆資料館での展示期間を当初予定していた8月末より延ばすよう市が調整していることが分かった。資料館の入館者数が大幅に増えるなど反響が大きかったためという。

     オバマ氏は5月27日の広島訪問の際に折り鶴4羽を寄贈。この4羽とオバマ氏が記帳したメッセージを6月9日から資料館で展示したところ、6、7月の入館者数が前年より約40%増えた。今年の原爆の日の8月6日は、被爆70年の節目だった昨年の13・6%増の9823人。担当者は「オバマ大統領の訪問と折り鶴展示の影響だろう」と話す。懸念された折り紙の劣化も見られず、秋の修学旅行シーズンまでは延長する予定という。

     折り鶴の一部は9月以降、長崎市の原爆資料館に貸し出し、10月に米シカゴで開かれる原爆展での展示も予定している。【竹内麻子】

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