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 12日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が小幅に反落し、前日より37・05ドル(0・20%)安い1万8576・47ドルで取引を終えた。

 この日発表された7月の米小売業の売上高が市場の予想を下回り、個人消費の弱さが懸念され、売りが優勢になった。ダウ平均は前日の取引で約3週間ぶりに終値の過去最高値を更新しており、利益確定の売りも出やすかった。ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より4・49ポイント(0・09%)高い5232・89で取引を終え、2日連続で過去最高値を更新した。

 12日のニューヨーク外国為替市場では低調な米経済指標を受け、円を買ってドルを売る流れが強まった。対ドルの円相場は一時1ドル=100円82銭まで値上がりした。午後5時(日本時間13日午前6時)時点の円相場は、前日の同じ時刻に比べ66銭円高ドル安の1ドル=101円25~35銭だった。(ニューヨーク=畑中徹)

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