群馬 八ッ場ダムの事業費 720億円増額へ
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群馬県で建設中の八ッ場ダムの事業費について、国は人件費の高騰などを理由に、およそ720億円増額する案をまとめました。この場合、事業費の一部を負担する1都5県では負担額が増加するということで、国は理解を求めることにしています。
群馬県長野原町の八ッ場ダムは、平成31年度の完成を目指して建設工事が進められています。その事業費について、国はこれまで、およそ4600億円としていましたが、12日、人件費の高騰などを理由に、およそ720億円、率にして15.7%多い、およそ5320億円とする案をまとめました。
この場合、事業費の一部を負担する東京、群馬、千葉、埼玉、茨城、栃木の1都5県では、負担額が一律15.7%増えるということで、国は各自治体に理解を求めることにしています。
これについて群馬県の大沢知事は「これまでコストの削減を求めてきており、事業費の増額は大変遺憾だ。変更の中身をよく確認して、総合的な観点から判断したい」というコメントを発表しました。
八ッ場ダムの事業費をめぐっては、平成16年に増額されておよそ4600億円となった際に、関係する自治体から反発が出ていました。
この場合、事業費の一部を負担する東京、群馬、千葉、埼玉、茨城、栃木の1都5県では、負担額が一律15.7%増えるということで、国は各自治体に理解を求めることにしています。
これについて群馬県の大沢知事は「これまでコストの削減を求めてきており、事業費の増額は大変遺憾だ。変更の中身をよく確認して、総合的な観点から判断したい」というコメントを発表しました。
八ッ場ダムの事業費をめぐっては、平成16年に増額されておよそ4600億円となった際に、関係する自治体から反発が出ていました。