Ｅ−ｇｉｒｌｓ姉妹ユニット「ＳｈｕｕＫａＲｅｎ」　１０・５デビュー曲発売

　人気ガールズグループ「Ｅ−ｇｉｒｌｓ」のメンバーで、「藤井姉妹」の愛称で親しまれる藤井萩花（しゅうか、２１）と藤井夏恋（かれん、２０）が、姉妹ユニット「ＳｈｕｕＫａＲｅｎ（シュウカレン）」としてＣＤデビューすることが決まった。１１日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催したグループの全国ツアーファイナルで発表された。Ｅ−ｇｉｒｌｓから派生ユニットが誕生するのは初めて。

　デビュー曲のタイトルは「ＵＮＩＶＥＲＳＥ」で１０月５日に発売。「クールビューティー」と称される萩花が月ならば、夏恋はエネルギッシュな太陽。「男性のタイプは全く違う」と対極的だが、姉妹ならではの絆を存分に生かしたアップテンポのダンスチューンに仕上がった。

　パフォーマーの萩花がボーカルに初挑戦し、“本職”はボーカルの夏恋がラップを担当しているのも新たな試み。この日、ミュージックビデオも公開され、ユニット結成が発表されるとファン２万４０００人から大歓声が巻き起こった。萩花は「個人的には歌うということは初挑戦なのでものすごく不安だったり、皆さんがどう感じるかが気になっていましたが、反応を見てうれしく思いました。Ｅ−ｇｉｒｌｓにはない、藤井姉妹の魅力を発信できるように頑張りたい」とあいさつした。

　夏恋も所属レコード会社を通じ「姉妹だからこそ表現できるパフォーマンスと、姉妹だけど真逆な２人の世界観も感じていただきたいです」とコメントを寄せた。

　過去最多規模の２５万人（１１都市２１公演）を動員した今ツアーでは、最新曲「Ｐｉｎｋ　Ｃｈａｍｐａｇｎｅ」（１０日発売）などを披露。Ｅ−ｇｉｒｌｓは各グループの集合体。この日は夏恋らが所属する「Ｈａｐｐｉｎｅｓｓ」が、１１月９日から初の全国ツアー（７都市１２公演）を行うことが発表されたほか、萩花が所属する「Ｆｌｏｗｅｒ」も１０月２１日から２度目のツアー（２０都市２１公演）開催が決まった。

　リオ五輪の競泳男子２００メートルバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人選手（２１）は、Ｅ−ｇｉｒｌｓの大ファンで、特に藤井夏恋を「顔がどタイプ」とツイッターで公言。夏恋は「坂井選手銀メダル獲得おめでとうございます！　私たちもリオで活躍する選手を見て元気や感動をもらっています」と祝福した。