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【大リーグ】

イチロー4の2、通算3002安打 歴代単独29位に浮上

2016年8月12日 紙面から

試合終了直後、ジャイアンツのヌネス(左)と抱き合うイチロー(共同)

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◇ジャイアンツ1−0マーリンズ

 【マイアミ穐村賢】大リーグは10日、各地で行われ、マーリンズのイチロー外野手(42)は当地でのジャイアンツ戦に「6番・右翼」で出場し4打数2安打。通算3002安打とし、3000本で並んでいたロベルト・クレメンテを抜いて単独29位に浮上。チームは0−1で敗れた。レッドソックスの田沢純一投手(30)はヤンキース戦の7回途中に登板し、1/3イニングを2安打2失点、2四球。チームは4−9で敗れた。マリナーズの青木宣親外野手(34)はタイガース戦に「1番・左翼」で出場し4打数1安打。チームは6連勝となった。

 イチローらしい糸を引くようなライナーが左前に跳ねた。5回の第2打席。先発右腕サマージャのカーブを逆らうことなく逆方向へ運んだ。これがメジャー3001本目の安打。殿堂入り選手のクレメンテ(元パイレーツ)を抜いて歴代単独29位に浮上。イチローは「いいじゃないですか。(気分は)想像通りだと思います」と言葉少なにも充実の笑顔を浮かべた。

 9回2死からも、守護神カシーヤの直球を捉え、ワンバウンドでフェンスを越える中越えのエンタイトル二塁打。正右翼手スタントンの負傷によって回ってきた3戦ぶりの先発で、7月21日以来となるマルチ安打を記録した。

 

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