こんにちは!本橋へいすけです。
2013年6月に東京から福岡県の糸島市に移住。
海も山もある糸島暮らしは最高です!
地方移住がブームと言われる昨今、糸島に移住してちょうど3年が経ちました。
また東京・糸島以外も、愛知県、京都市、大阪市、福岡市と住んだ経験もあります。
ということで、メリットとデメリットについてまとめてみました。
地方移住3年で分かった、15のメリットと7のデメリット。
目次
- 地方移住のメリット1 住宅コストが下がる
- 地方移住のメリット2 ごはんが旨い!安い!
- 地方移住のメリット3 満員電車とサヨナラ
- 地方移住のメリット4 人が少ない
- 地方移住のメリット5 子どもがのびのび育つ
- 地方移住のメリット6 仕事の幅が広がる
- 地方移住のメリット7 街がコンパクトにまとまっている
- 地方移住のメリット8 自然が近い
- 地方移住のメリット9 日常的に癒される
- 地方移住のメリット10 おもしろい人が多い
- 地方移住のメリット11 つながりできやすい
- 地方移住のメリット12 人が温かい
- 地方移住のメリット13 価値観が広がる
- 地方移住のメリット14 直感が鋭くなる
- 地方移住のメリット15 幸せを感じる
- 地方移住のデメリット1 リアルで学ぶ場が少ない
- 地方移住のデメリット2 クサい!
- 地方移住のデメリット3 電車は時刻表を見ないといけない
- 地方移住のデメリット4 わるいことはできない
- 地方移住のデメリット5 働く気力が失せていく
- 地方移住のデメリット6 世間の感覚がズレていく
- 地方移住のデメリット7 お店が少ない
- 地方移住のメリットとデメリットのまとめ
地方移住のメリット1 住宅コストが下がる
ぼくは東京にいるときは2DKで家賃12万。
しかも築25年以上。
福岡県の糸島市に引っ越しをした時の最初の家は4LDKで家賃78,000円です。
しかも10階建てマンションの最上階!
部屋が広すぎて使い方がよくわからなかったくらいです。
海の近くなのでマンションの1階にシャワーがあって、砂をぜんぶ落としてから家に入れるのがよかったな〜。
当時は夫婦2人暮らしでしたので居住スペースと別に、それぞれ趣味部屋を持てたことがなにより贅沢な気分になりました。
地方だと新築物件、中古物件にかかわらず価格が下がります。
結果いい家に住めたり、毎月の支払いを抑えて豊かに暮らすことができるのが地方移住のメリットです。
東京でワンルーム借りるくらいの月の支払いで、田舎では家が持てますよ〜。
田舎までいかなくて、名古屋市や福岡市などの大都市でも、東京に比べると家賃はグッと下がります。
地方移住のメリットは家賃が下がって、自由に使えるお金が増えることです。
地方移住のメリット2 ごはんが旨い!安い!
地方はやっぱりごはんが旨い!安い!
ぼくは福岡市内も住んだことがあるのですが、飲みに行っても安くて美味しいんです。
東京の人からすると、この味でこのお値段!?
ということがたくさんあります。
スーパーのお刺身も東京だと、新鮮じゃなくて食べられなかったですけど、福岡だと市内のスーパーでもふつうに美味しかったです。
今は田舎の糸島にいるのでスーパーは行かずに、直売所でさらに安くて旨い刺身食べてます!
ごはんが旨いというのはグルメな人にとって地方移住の大きなメリット。
地方移住のメリット3 満員電車とサヨナラ
東京暮らしの辛いところと言えば、ぎゅうぎゅうの満員電車。
出勤前に疲れてしまったという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
地方移住すると、通勤ラッシュ時とは言え、東京みたいに電車のなかで体が宙に浮くことはまずありません。
サラリーマンの方にとって満員電車のストレスから解放されることは地方移住の大きなメリットと言えるでしょう。
地方移住のメリット4 人が少ない
満員電車だけではなく、地方は出かけたときに人が少ないです。
人ごみ苦手!という方に地方移住はいいですよ〜。
地方移住のメリット5 子どもがのびのび育つ
ぼくは東京、愛知、京都、大阪、福岡と住みました。
子どもは田舎に行けば行くほど、いい表情しています。
田舎に行けばいくほど、ゲームセンターや都会の受験競争から離れていきます。
結果、素直に育つのかなと見て感じます。
すれ違いざまに元気に「こんにちはっ!」って声をかけられます。
都会では知らない大人から声をかけられたら気をつけましょう!
田舎では知らない子どもからあいさつをしてきます。
大人のぼくからあいさつできなくて、ごめんなさい〜。
地方移住のメリット6 仕事の幅が広がる
会社員の人にとって移住は転職を伴うことになります。
同じ業種であっても会社が違えば、理念も違えば、やり方も変わります。
慣れるまでは大変ですが、結果的にはあなたの人間的な幅を広げることになります。
それはお金では買えない大切な資産。
異業種に転職なら、大変さも増すけど、あなたの魅力ももっと増すから楽しみですね〜。
営業や接客など、人と関わる仕事をしている人にとって、たくさん経験があるというのはそれだけで強みになります。
仕事だけでなく、趣味、住んだことがある場所など、お客様との共通点が増える可能性広がります。
共通点があるとお客様とすぐに打ち解けることできるから。
あなたも、初めてあった人と、地元が一緒、生まれ年が一緒って聞いたら、急に親近感わかないですか?
フリーランスで仕事をされている人にとってはいいことづくしですね。
お客様の商圏も広がりますし、新たな土地で得られた情報、人脈がダイレクトに仕事に返ってきますから。
地方移住のメリット7 街がコンパクトにまとまっている
東京だとごはん、ショッピング等、目的別に移動しないといけなかったりします。
また都内でもそれぞれの街の特徴や雰囲気が違います。
地方に移住すると、狭い範囲でぎゅっと街がコンパクトにまとまっています。
福岡なら博多・天神。
名古屋なら栄。
京都なら四条。
そこですべて完結。
特に福岡は新幹線の停まる博多駅、福岡空港、買い物やグルメを楽しむ街の中心が、限りなく近い距離にあり、街の中心でも家賃が安いというメリットがあります。
地方移住のメリット8 自然が近い
地方移住は自然に囲まれている、もしくは自然があるところに近いです。
本来ぼくたちは人間は自然のなかで暮らしていました。
やっぱり自然がある暮らしというのはぼくたちにとって「自然」なことなんだと思います。
自然が近いというは、本来の暮らしに戻ることなのかもしれませんね。
だから心地いいんです。
うん、体も心も喜ぶというか、細胞レベルで喜んでいるのかなと、糸島に移住して3年経って感じるところです。
地方移住のメリット9 日常的に癒される
自然が近いということは日常的に癒されるのです。
気持ちをリフレッシュしたいとき、疲れたとき、癒される場所があるというのは忙しい人にとっては大切なことなのかもしれませんね。
海の近くなら、寄せては返していく波の音に癒されます。
山の近くなら、緑のきれいさや鳥のさえずりに癒されます。
川の近くなら、せせらぎの音に癒されます。
糸島最高ですが、京都市の北区とかもいいですね〜。
賀茂川があって、山も近くて。
京都って凛とした雰囲気があって好き。
四季をはっきり感じる町でもあります。
地方移住のメリット10 おもしろい人が多い
都会的な雰囲気の人が多い東京。
良くも悪くも突き抜けた人が多いのが地方なのかな〜と感じます。
福岡県の糸島市も田舎ですが、ほんとぶっとんだおもしろい人が多すぎです、笑。
そんなおもしろい人から刺激を受けてクリエイティブになれるのが地方移住のメリット。
地方移住のメリット11 つながりできやすい
東京などの都会は良くも悪くもドライです。
ぼくもそんな人間関係もキライではないのですが、人と人が繋がっていく地方の暮らしはやっぱりすてきだなぁ〜と実感します。
特に福岡は紹介文化があるので、よりつながりができやすい場所と言えるでしょう。
地方移住のメリット12 人が温かい
地方ってやっぱり人があったかいんです。
それはやっぱり都会暮らしより、人のことを思えるスペースが心のなかにあるからなのかな〜と感じます。
温かい人に囲まれて毎日を過していると、自分の心もゆるまっていくのがわかります。
不思議と自分も温かい人に近づけたような気分になります。
ぼくも温かさのおすそ分けができるようなれたらいいな〜。
地方移住のメリット13 価値観が広がる
地方に移住すると、ほんといろんな人がいるんだな〜と実感します。
そんな中で、自分の許容量や多様性を認めるということが少しずつできるようになってくるんです。
ぼくも移住前から、多様性はある方なのかなと思っていましたが、もうぜんぜんで甘ちゃんでした。いろんな人がいすぎて最初は衝撃でしたよ、、、
今はある程度ぶっとんだことを聞いても、そういう生き方もあるんだなぁ〜と受け止めれるようになりました。
いろんなコト、ヒトを認められるって、いろんな可能性を広げられるってことなのかなと感じます。
地方移住のメリット14 直感が鋭くなる
自然が近いところに暮らしていると直感が鋭くなっていきます。
自然に触れる時間が長ければ長いほど感覚が研ぎすまされていく。
感覚が鋭くなってくると、好きなこと、きらいこと、やりたいこと、やりたくないことがはっきりしてきます。
好きなこと、やりたいことばかりをしていると、自分も楽しいし、まわりの人にも役に立つこともあります。
人の役に立つとうれしいから、また好きになる。
好循環〜。
きらいなこと、やりたくないことをさけていれば、自分のストレスも減ります。
結果的に好きなことばかり残っていくので、幸せも感も増していきます。
以前、知り合いの人から聞いたのですが、直感は本来人間が持っているものだそう。
だから直感を使うというのは、本来持っている感覚を取り戻すこと。
抽象的になってしまいましたが、今なら少しわかる気がします。
地方移住のメリット15 幸せを感じる
いろいろ書きましたが、まとめるとこのひと言につきます。
あなたも幸せになることを願っています。
きっと叶うはず。
では次は、みなさん気になるデメリットいってみましょう〜。
地方移住のデメリット1 リアルで学ぶ場が少ない
基本的に地方移住のデメリットってあんまり感じていないのですが、唯一感じるのがこれです。
やっぱりなにかを学びたいと思ったときに、東京がそういう場所は1番たくさんある。
地方にいてもオンラインで学べるものもあるけど、やっぱりリアルの中からしか学べないこともあるな〜と、いろんな場所に住んで感じるところです。
ここから先はあんまりデメリットでもないけど、一応書いておきます。
地方移住のデメリット2 クサい!
地方で畑があるところなんかだと、肥料をまくので風向きによってはクサいです!
田舎臭ってやつですね、、、
クサいど慣れます!
地方移住のデメリット3 電車は時刻表を見ないといけない
ホームについたら次々と電車がやってくるというのは東京の電車くらいです。
地方に行ったら、電車の本数は減ります。
ちゃんと時刻表をみましょう(笑)
ぼくの住む糸島の二丈はだいぶ田舎ですが、通勤時間けっこう電車の本数があります。
日中は1時間2〜3本。
あとは同じエリアでも、駅によって、快速が停まる、停まらないや、本数が変わるので、移住前にはその点も調べておくといいですね。
地方移住のデメリット4 わるいことはできない
つながりやすいということは、わるい噂もすぐ広まります。
ふつうに生活していれば問題ないですが、、、
人と人とのつながり、ご縁を大切にしたいですね。
地方移住のデメリット5 働く気力が失せていく
糸島にいると自分を削ってまで働かなくていいな〜と思えます。
わりと自由に休んでいるお店があったり、開店時間も自由だったり。
週に2〜3日しか働いていない人たちもいたり。
最初はビックリしましたが、そういう生き方もあるんだな〜と思えるようになりました。
3年もいると、どんどん自分の心もゆるまっていることに気づきました。
朝から晩まで働くのも個人的にはけっこう好きだったりもするんですが、今はやっぱりいろんなバランスを大切に暮らしていきたいと思っています。
自然ある環境にいると、ついつい働きたくなくなってしまう人は多いようです、笑。
地方移住のデメリット6 世間の感覚がズレていく
そんなこんなで、世間一般的な感覚からはズレていきます、笑。
今まで話が合っていた人といっしょにいても楽しくないということが起きるかもしれません。
これは移住に限らず、仕事のステージが上がるときもそうかもしれませんね。
今の環境が心地いい人には地方移住は向いてないと言えます。
地方移住のデメリット7 お店が少ない
飲食店、ショッピング等、東京だと、どこかに行けば買えないものはないですが、地方だと買えないということがあります。
こだわりのモノがあるという人にとってはデメリットです。
ただ最近はネットで買えるモノがほとんどなのであんまり心配いらない時代になってきました。
ぼくもオリーブオイルソムリエという肩書きもあって、オリーブオイルには相当こだわりがあります。
家の近くでは買えないので、信頼できるオリーブオイルソムリエのお店からネットで注文しています。
地方移住のメリットとデメリットのまとめ
ぼく個人的には地方移住は、「リアルで学ぶ場が少ない」というデメリット以外はメリットしかないと思っています。
ただ個人的には20代のころに東京で揉まれるという経験は大事だと思います。
その経験があるから、「東京の感覚」が地方移住したときに自分自身に役に立ったり、地域に貢献できることにつながるから。
また地方の良さを本当の意味で実感するには、都会の「良さ」も「悪さ」も知っておいた方がいいかな〜って。
よく地方に行くと地元の人が、地元の価値に気づいていないというのは、「外」からの視点が持てないからです。
田舎育ちの人が、地元がキライで都会に出て、地元の良さに気づいて帰ってきて、地元のために活動をしていくというのもよく聞く話ですね。
長くなりましたが、この記事が地方移住したい人の方へ参考になったらうれしいです^^
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