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【プロ野球】

今村5失点KO 由伸監督、攻撃には手応え

2016年8月12日 紙面から

5回表1死、桑原の打球にグラブを伸ばすも届かず。中前打を打たれた巨人の先発今村=東京ドームで(岩本旭人撮影)

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◇DeNA5−4巨人

 巨人は5回までの5失点が響き、本拠地での対DeNA戦連勝は6でストップした。競り負けた高橋監督は「前半に得点できず、1点でも少なく抑えないといけなかった。それが最終的にこういう結果になった」と淡々と振り返った。

 前回登板の好投で先発機会を得た今村が粘れなかった。特に5回のピンチ。梶谷に低めを狙ったフォークが高めに浮いて3ランを浴びると、続く筒香には外角直球を左中間席へ弾丸ライナーで運ばれた。左打者に打たれる傾向が強い今村は「フォームを見つめ直さないと」と険しい表情。村田ヘッドコーチも「相性ではない。左(投手)は左(打者)を抑えないと。低くという意識が足りていなかった」と手厳しい。

 打線はよく追い上げた。7回、村田のソロ本塁打を皮切りに、四球を挟んで4打数連続二塁打で1点差にまで詰め寄った。

 指揮官は「1点でも、というみんなの気持ちが出ていた」と攻撃面には手応えを得て、「広島までどうこうを考えてる場合じゃない。明日からの試合をきっちりやることが先決」と12日からの神宮(ヤクルト戦)へ切り替えていた。(園田佳子) 

  

 

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