8回、ベンチの中日・森監督代行=京セラドーム大阪(撮影・松永渉平)【拡大】
(セ・リーグ、阪神4-2中日、19回戦、阪神10勝9敗、12日、京セラD)中日は反撃が遅過ぎた。メッセンジャーの前に八回までわずか3安打と沈黙。九回、疲れが見えた右腕からナニータが適時二塁打を放つなどし、2点を奪ったが、及ばなかった。主砲のビシエドは「メッセンジャーが良かった。制球も変化球も良かった。失投が少なかった」と脱帽した。
これで5試合連続2得点以下と打線の低調ぶりは深刻だ。一向に投打がかみ合わず、3連敗で借金は17にまで膨らんだ。
ふがいない敗戦に森監督代行は怒りをあらわにした。「1点を先に取ろうという気持ちにならないと。最後に2点取ったけど、それを最初からやれ」とまくし立てた。
バルデス(7回3失点で4敗目)「調子自体はそれほど悪くなかったが失投が多く、その失投を見逃さずに打たれた」
ナニータ(九回に右翼フェンス直撃の適時二塁打)「高く上がりすぎたかなと思ったけど、何とかフェンスまで飛んでくれた」