社会
稲田防衛相が小松基地を視察
(石川県)
8月3日の内閣改造で防衛大臣に就任した稲田朋美氏が12日、視察のため、航空自衛隊小松基地を訪れた。稲田氏が大臣に就任してから基地を視察するのはこの小松が初めてで、この日は、隊員らの栄誉礼によって出迎えられた。その後、殉職した隊員の慰霊碑に花を捧げた稲田防衛相は、基地に配備されているF15戦闘機などを視察したほか、基地の現状や業務内容について説明を受けた。日本海側では8月3日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射するなど、安全保障をめぐっては緊迫している状況。稲田大臣は隊員たちを前にした訓示でも、そうした現状に触れ、「この空域を守る皆さんの任務はますます重要になってきている」と、一層、緊張感を持って任務に励むよう求めた。また、稲田防衛相は視察を通して、防衛大臣としての自らの責任についても痛感したと記者団に語った。
[ 8/12 20:55 テレビ金沢]