あなたの職場のまわりにもいませんか? 付き合いたくないと思うこんな人達
2016/08/05
誰にでも、付き合いたくないと思っている人が1人か2人はいるものです。
そこで今回は、できれば付き合いたくない、一緒に仕事をやりたくなくと思うタイプの人を取り上げてみました。
目 次
1.自慢ばかりする人 |
1.自慢ばかりする人
誰からも嫌われるのが、「私は育ちがよい」「学歴がある」「仕事がうまくいっている」「上司に信頼されている」「子供の成績がよい」などと言って、自慢をする人です。
また、たくさんの人がいるところで、周囲に聞こえるように大声で自慢をすることもあります。あるいは、周囲に聞こえるような声で、携帯電話で話をし、その中で自慢めいたことを語ることもあります。
このタイプの人は、誰かが自慢めいたことを言うと、ますます自慢しようとします。ということは、他人に自慢されるのが愉快ではないことは、感情的にわかっているはずです。それなのに、自分の自慢をやめようとはしません。
自慢せずにはいられない人は、劣等感の強い人です。周囲に弱みを見せると自分のプライドが崩壊しそうなので、自慢することによってプライドを保っているのです。
2.強がりばかり言う人
プライドの高い人が陥りがちなのが「強がり」です。
誰かがほかの人をほめると、このタイプの人は顔色を変えます。そして、目の前にいる人が遠慮のない相手だと「そのくらいのことは誰だってできるさ」「その程度のことで、いちいち感心することないよ」などと言います。
要するに、自分のほうが優れていることをアピールしたくてうずうずしているのです。
このタイプの人は、自分の実力を過大評価しています。
3.話を聞かない人
このタイプは、3タイプに分けられます。
第1のタイプは、他人にそもそも関心がなく、人の話を聞くつもりのない人です。一人で別のことを考え、周りに人がいても、その中に入ることはありません。
このタイプの中には、自分の関心のあることしか話さないという人がいます。例えば、相手があることについて質問すると、一言、それに関係することを答えます。しかし、話がだんだん変わっていき、いつの間にか、その人が関心のある話題にもっていってしまうのです。
第2のタイプは、先入観にとらわれる人です。
「こいつはこんな奴だ」「こいつは、こんなことを言おうとしている」と思い込んでいるのです。相手が何を言おうと、聞く耳をもちません。そのため、相手の話のちょっとしたことから、その考えを誤解してしまい、まったく見当違いの反論をしたりするのです。
このタイプの人は、他人の考えをしっかり理解しようという意思がありません。自分が正しいと決め込み、誰かが何かを言うと、自分を批判していると思い込むのです。そのため、ケンカ腰になって、発言しようとする人にくってかかります。
もう1つのタイプは、理解力が根本的に欠けている人です。
人の言葉を理解できない。文章を理解できない。何が、その文章の最も言いたいことなのかがわからない。そのため、的外れな反論をしたり、的外れな同意をしてしまうのです。
4.ゴマすりしかしない人
例えば、上司が「売り上げが落ちているので何とかしなくてはいけない」と言うと、このタイプの人は、「何とかしなくてはいけないですねえ」と繰り返します。
会議などで自分の意見を言わなければいけない立場に立つと、弁解ばかりして「私ごときに、そのような大任は難しいと思うのですが」「私などの意見を言うのは、まことに恐縮でございますが」などといった前置きが異常に長いのもこのタイプの特徴です。
しかも、このタイプの人は、発言の途中で上司に批判されると、自分の意見を完全に翻し、自分が言おうとしたのはそのようなことではないのだと、つじつま合わせをしようとします。
つじつまが合わなくなって、最後にそれまで自分が言ってきた主旨とまったく反対の意見になってしまうことがあっても、本人はそのことを気にしません。
このタイプの人たちの中には部下の前では打って変わって高飛車に出る人がいます。そのような人は、おべっかタイプで、上司へのゴマすりだけで世の中を渡っています。しかし、上司に徹底的に媚びへつらうので、ときに上から重用されることがあります。
こういうタイプの人が重要なポストにいたり、出世してくような会社だと、将来的には危ないでしょう。
5.感情の起伏が激しい人
機嫌のよいときはめっぽう機嫌がよく、軽口をたたいたり、人の世話を焼いたりします。
このタイプの人はその日の機嫌によって反応が異なり、相手がまったく同じことを言っても、あるときには怒り、あるときには笑うのです。
前回、このように言って機嫌がよかったので今度も大丈夫だろうと思って言うと、突然、顔色が変わって怒鳴り始める。逆に、怒られるだろうと思って萎縮していると、上機嫌でいる。
これでは周囲の人間として、どう対応すればよいのかわからなくなり、困ってしまうものです。
しかも、このタイプの人は、話しているうちにだんだんと感情が高ぶってきます。
なかには、人の失敗を叱っているうちにだんだんエスカレートしてきて、ほんとうに腹を立て始める人もいます。
はじめは、「今回の君の企画には、ミスが多い」などと言って、冷静にその理由を語るのですが、「この間も、同じような失敗があったじゃないか」と言い出します。さらに、「そもそも、お前の態度は」と言い出し始め、本題がそれていくのです。
要するに、しゃべっているうちに自分の中で考えや思いが膨らんできて、だんだんとアドレナリンが放出さていくわけです。そして、ついには自分でも抑えきれないほどに感情が高ぶってしまうわけです。
6.正論ばかりしか言わない人
数人が集まって、いやな人の悪口を言っています。こんな目に合わされた、こんなことを言っていたといううわさ話で盛り上がっています。そこにこのタイプの人がやってくると、「人の悪口を言うなんて、人間として最低よ」と言い出します。
こんな調子で、「人と人は助け合わなければならず、エゴイズムに駆られてはいけない」「国際平和のために、豊かな人は貧しい人を助けなければならない」「戦争をするべきではない。日本人全員が世界の戦争をやめさせるために、声を上げるべきだ」「社会に生きているからには、支え合う必要がある。そのためには、お互いに責任がある。ボランティアをして、助け合わなければならない」などと言うのです。
このタイプの人は、自分が清廉潔白だと信じています。自分だけは、どんなことがあっても犯罪を起こすはずがない、自分だけはしっかりと善良な市民として生きていくと信じているのです。
それだけならよいのですが、その思いを周囲の人に強制し、弱さを見せることを許さないのです。
人間とは弱さをもっています。欲望に負けてしまうこともあります。もちろん、負けるべきではないのですが、負けてしまう人が多いのです。しかし、このタイプの人はあまりに人間を知らないため、そこのところがわかっていないのです。
7.同じ話ししかしない人
どんなことを話していても、いつも同じ話しかしない人がいます。
仕事の話をしている。テレビドラマの話をしている。同僚のうわさ話をしている。周囲の人はそうした話で盛り上がっているのに、その人がいると、かつての自分の苦労話になる。あるいは、自分の家族の話になる人もいます。
いつのまにか、「それはそうとねぇ、こんなことがあったんだよ」と言い出して、自分の話題にもっていくのです。
中には、過去の栄光の話をはじめる人もいます。「昔、オレは仕事でならしたんだ。どこでもタダ酒を飲めたもんだよ」「あのころは、外車を2台持って遊びまわっていたよ」などと言って、昔話をはじめるのです。
このタイプで男性に多いのが、酒が入ると「自分がこんなに仕事をしているのに評価されないのは、○○部長に気に入られていないからだ」「おれは△△大学出身で、うちの会社は○○大出身でないと出世できないからだ」と繰り返す人です。本人にはつらい出来事かもしれませんが、いつもその話を聞かされる側はうんざりします。
以上である。
どうだろうか。
今回は、まわりの人に付き合いたくないと思われる人たちの特徴について挙げてみました。
仮に、あなたがここで挙げたタイプの人に当てはまるのなら、まわりから嫌われないためにも、その一面を直すように心がけてほしい。
まとめ
1.自慢せずにいられない人は劣等感が強く、自慢することによってプライドを保っている。
2.強がりばかり言う人は、自分の実力を過大評価している。
3.話を聞かない人には、人の話を聞く気がない人、先入観にとらわれている人、理解力が不足している人の3タイプに分けられる。
4.ゴマすりしかしない人は、ときに上から重用されることもある。重要なポストにそのような人が多い会社は、将来的に危ない。
5.感情の起伏が激しい人は、周囲がどう対応したらよいのか分からず、困ってしまう。
6.正論ばかり言う人は、人間の弱さをわかっていない。
7.同じ話ししかしない人は、周りがうんざりしている。