ピロクテテスの待ちぼうけ

thermoはGAJIの君島さんと元メルトバナナの須藤さんによる電子音楽（？）ユニット。
ネット検索しても何も出てこないし、当時もCD持ってるだけだったんでこのユニットの詳細よくわからないんだけど、CDの帯には、生ドラム（須藤さん）＋生MIX（君島さん）と書いてある。
1stの「Drum Plugged」は実際ドラムが全面に出てて、そこにいろんなエフェクトが掛けられてるような感じ。テクノとも違う、ノイズとも違う、前衛とも違う、ニューウェーブとも違う、だけどそれらをすべて含んでるような冷たくリズミカルな電子音楽でかっこいい。

続く2ndアルバム「touring inferno!」（2001年）
もう１曲目の「hi.china」がとにかくかっこいい。19分続くドラムとノイズのアンサンブル。冷たいテクノなんかが好きな人はたまらないと思う。
全５曲なんだけど、全て一続きで１曲のようなアルバム。すごくかっこいいです。


・・・と、ライブも観たことないし、この２枚以外CDあるのかもよくわからないユニットなんで特に書くことないんですが（このCDアマゾンにも載ってないし）、「hi.china」をupしてみました。かっこいいです。