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石川外国語対応で安全な街へ 金沢東署 通訳チーム結成
道案内や事故対応 円滑に増加する外国人観光客に円滑に対応しようと、金沢東署は署員の通訳専門チーム「Higashi Interpreter Team(HIT)」を結成した。英語などが堪能な6人がメンバーに指定され、手厚い対応とおもてなし体制を目指す。通訳専門チームができるのは県内の署では初めて。(並木智子) 署は管内にJR金沢駅やひがし茶屋街を抱える。北陸新幹線の金沢開業後、道案内や交通事故など外国人観光客らに対応することが増え、外国語での迅速な応対が不可欠になっているという。 六人は金沢駅前、武蔵ケ辻、浅野川大橋の各交番と、生活安全、交通、警備の各課に所属。県警の通訳官にも指定されている。今後、署での外国人観光客への対応の核となりつつ、署で英会話の講習会を定期的に開き、他の署員も含めてさらに語学力を高めていくという。 十二日には署で指定書交付式があり、松本和彦署長が「しっかり語学力を身に付けることが急務。安心して観光を楽しんでもらえるように努めてほしい」と呼び掛けた。 その後、スウェーデン出身の女性が講師を務め、六人を含む署員約三十人に基礎的な英語やジェスチャーなど文化の違いなどを説明した。 この後、金沢駅前交番で外国人女性がリュックサックの盗難被害に遭ったとの想定で訓練も実施。講師が被害者役となり、県警本部の通信指令と連携して英語での対応手順を確認した。 PR情報
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