2016年8月12日23時07分
プロ野球・巨人は12日、球場への出入りを禁じられている元暴力団組長の関係者から脅迫めいた言動を受けたとして、警視庁に相談したことを明らかにした。
球団によると、元組長とその親分筋の人物から相談を受けたとする男性から11日、巨人の元球団職員の携帯電話に電話があった。「元組長は(日本野球機構〈NPB〉から一方的に)手紙を送り付けられて、頭にきている」「元組長は巨人の選手と一緒に撮った写真もあるし、メールのやりとりも残してある」「親分筋の人は人殺しも平気でやる人だ」などと言われた、としている。
元組長は「芸能事務所の関係者」を名乗って巨人などの選手と接触。今年6月に暴力団関係者を排除することなどを定めた試合観戦契約に該当するとして、NPBから球場への入場を一切拒否する通知を受けていた。
元組長との接触について、球団は「元組長は自らの属性を隠し、芸能事務所の関係者と称して選手らに接近した」と説明。NPBからも、野球協約には抵触しないと判断されているとした。
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