08月12日 10時27分
世界各国の現代アート作品が愛知県内各地で展示される3年に1度の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」が11日から始まりました。
今回は38の国と地域から約120組のアーティストたちが参加し、会場の一つ、名古屋市の「愛知芸術文化センター」には大勢の人が訪れました。
「アート&ブレックファスト」という作品は愛知県出身の三田村光土里さんが制作したもので、小さな人形やコップなどの日用品を並べて、自分の日々の気づきを表現しているということです。
このほか、B級映画の撮影で廃棄された大量のフィルムなどで作った黒い馬など独創的な作品が展示されています。
家族と訪れた36歳の女性は「子どもたちとも気軽に楽しめる作品が多くていいと思います」と話していました。
想像上の地図3200枚を組み合わせた作品を制作したアメリカ出身のジェリー・グレッツィンガーさんは「初めて訪れた日本で私の作品を見てもらい日本の芸術にも触れることができたので良い機会になりました」と話していました。
「あいちトリエンナーレ」は名古屋市と岡崎市、それに、豊橋市を会場に、10月23日まで開催されています。
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