08月12日 10時27分
三重県有数の観光地、鳥羽市では観光客に安心して旅を楽しんでもらおうと、地元のボランティアが観光案内を行っています。
この観光案内は障害者や高齢者が気軽に観光を楽しむことができる「バリアフリー観光」を推進している鳥羽市のNPO法人が、毎年お盆の時期に行っています。
11日は12歳から72歳までのボランティア10人が駅の改札口や外の出入り口で水族館など観光スポットへの行き方やバスの時間などを観光客に案内しました。
また、車いすやベビーカーの無料の貸し出しも行っていて、赤ちゃんを抱いた若い夫婦が、早速、ベビーカーを利用していました。
NPO法人によりますと、伊勢志摩サミットが開かれたことしは遠方からの客や外国人観光客が目立つということです。
千葉県から来た46歳の女性は、「これから行き先を決めようと思っていたので助かります」と話していました。
ボランティアに参加した18歳の男性は「鳥羽のことをもっと知りたくて参加しました。お客さんに楽しんでもらえるよう活動していきたい」と話していました。
この観光案内は13日まで、午前9時半から午後3時半まで行われます。
新着ニュース