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愛知県の病院 赤字幅減少へ
08月12日 10時27分
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愛知県のがんセンターなど、県が運営する5つの病院や研究所の昨年度の決算は、手術数を増やしたことなどから収入が増え、赤字額が前の年度より3億円減る見込みであることが分かりました。
愛知県は「がんセンター中央病院」や「あいち小児保健医療総合センター」など、5つの病院や研究所を運営していますが、全体の経営状態については経常赤字が続いています。
しかし、関係者によりますと、昨年度は8億8000万円の赤字となるものの、赤字額が前年度より3億円減る見込みとなりました。
赤字幅が減少するのは4年ぶりとなります。
これは手術の件数を増やしたり、最先端の医療機器や薬を使って高度な医療を提供したりすることで、より高い診療報酬が得られ、収入が増えたためと見られています。
がんセンターなどを運営する愛知県病院事業庁では今後、さらに、経営改善を進め、平成32年度末までに各病院で経常黒字の達成を目指すことにしています。
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