2016年8月12日20時32分
住民が納めた税金や公共料金約1840万円を着服したとして、宮崎県西米良(にしめら)村は12日、福祉健康課主幹の男性(37)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は10日付。村の聴取に、男性は「借金の返済や遊興費に充てた」と説明。全額返済したことなどから、刑事告訴はしないという。
村によると、男性は2009年4月~昨年3月末に会計室に勤務。09年10月~昨年3月末に123回にわたり、村の郵便貯金口座に納入された税金などを下ろし、村の指定金融機関の口座に預け替える際に現金を着服した。会計業務全般を1人で担当していたという。会計帳簿と口座残高が一致しないことに後任者が気づいて発覚した。
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朝日新聞社会部
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