海外文化に興味があったので、入学後はまず留学生をサポートするバディー制度に応募しました。私のバディーは北欧から来た女の子。初対面でいきなりハグされたのには驚きましたが、すぐに意気投合して友だちになれました。さらに、バディーの友だちを通じて、どんどん学内に外国人の友だちが増えていったんです。学内で気軽に話しかけてくれたり、日常的に国際交流できるのは桃大の良いところですね。
また、友だちの誘いで始めたボランティアで、人の輪も私の世界もさらに広がりました。学内での清掃活動や小学校での授業補助など、普段は出会えない人たちと出会える楽しさ、人に喜んでもらえるうれしさを経験し、将来は人と接する仕事がしたいという夢も見つかりました。桃大ではこうして何かに挑戦するたびに新しい世界が見えるので、自然とチャレンジ精神が湧いてきます。
桃大の一般入試は、全国数か所で行われており、私の実家がある和歌山でも試験が受けられたので、とてもありがたかったです。
私の将来の夢は社長。アパレルブランドを学生の手で運営しながら経営を学ぶ「地域ビジネス実践」の授業に惹かれて入学しました。その授業が役立ったのはもちろんですが、経営学部の授業はほかにも会計や会社法など充実。その一つひとつが夢を実現するステップなのだと実感できるので、毎日学ぶのが楽しくて仕方ありません。
自分の枠を広げたくて、外国人留学生と同じ寮に住んで彼らの生活を助ける「レジデント・アシスタント」(RA)にも挑戦しました。RAは4人で、世界中から集まった約75人の留学生をサポートします。夜中に病院へ付き添うなど大変なこともありますが、彼らと関わるなかで自分から踏み込んでいく姿勢が身に付いたり、家族のような信頼関係を築けたのは私の財産です。彼らの意識の高さに触れて、「私ももっとできるはず!」と挑戦心にさらに火がつきました。
私は桃大が第一志望だったのと、高校では生徒会長も務めていたので、早く合格を決めて残りの高校生活をしっかりと充実させたくて、公募制推薦入試を選びました。
小学校から始めたトランポリン競技に、地元のクラブチームで取り組んでいます。マイナーですが、それをきちんと評価して、奨励金をいただけたり大学案内などで取り上げていただくなど、いろいろなサポートがありがたいです。他にも、職員の方が声をかけてくださり、やる気につながっています。大勢の中の一人ではなく、一人ひとりを見てくださっているのが実感できてうれしいです。
また、授業では社会福祉を深く学べる環境にビックリしました。座学はもちろん、演習や学外での実習も豊富。フィールドワークで町を訪れてみて、高齢化などの社会問題の実態がよく分かり、自分事として捉えられるようにもなりました。いまの研究テーマは、「高齢の方や障がいのある方などが外に出るためのきっかけづくり」です。例えばスポーツレクリエーションを行うなど、私のトランポリン選手としての経験を、誰かの生き甲斐づくりにいかしたい。そんな新しい目標もできました。
トランポリンの経験も評価していただけるということで、高校の先生から特別活動推薦入試を紹介していただきました。まさに私にぴったりな入試だと思い、この入試を選びました。
大学に入ったら海外プログラムに参加したいと思っていたので、志望校を決めるときにはいくつかの大学のオープンキャンパスを巡って、それぞれのプログラムを調べました。桃大への入学を決めたのは、経済学部の「アジア・ビジネスキャリア・プログラム(ABCP)」に参加したいと思ったからです。学生の間に海外へ行き、しかも海外の企業に触れられるというのがとても魅力的に感じました。
実際にマレーシアへ行ってみると、日本の普段の暮らしが海外では当たり前でないことを実感できました。お湯が出ないなどのさまざまなアクシデントを乗り越えて、タフになれた気もします。また、ビジネスの現場を肌で感じた経験が就職について考えるきっかけにもなり、将来は旅行会社で働きたいと考えるようになりました。ABCPに参加したことで、桃大のキャッチコピーである「世界が変わる体験がある。」を実感できました。
もともと理系だった私は数学が得意科目。受験をできるだけ有利にするため、数学の配点比率が一番大きくなる一般入試を選びました。
若者文化はどうして年上の世代には理解されないのに、若い世代の間では強い共感が生まれるのか。私はそんな身近な文化に興味があり、できるだけ多くの視点から探りたいと思っていました。それなら、と高校の先生がすすめてくれたのが社会学部。自分でいろいろな大学を調べた結果「桃大ならあらゆるジャンルから調査できそう!」と感じ、どうしても桃大に行きたいと思ったんです。
入学後は、自分で行動しながら学べる「社会学部・学生リーダー育成プロジェクト」に参加しました。大手広告代理店の博報堂の方々や他大学の学生と若者文化について議論をしたり、自分たちで調べた流行について発表したり、さらには有名経済雑誌のオンライン記事の執筆も行いました。これをきっかけに活動や興味の幅が広がり、別のプログラムや調査にも積極的に参加しています。今後は日本だけでなく、海外の若者文化についても調べてみたいですね。
絶対に桃大と決めていたので、まず専願制のAO入試を受験。もしダメだったとしてもそれ以降の入試が受けられるので、合格の可能性を高められると思ったからです。
留学制度が充実していると事前に聞いていましたが、入学してみると、本当に提携校が豊富で留学前のサポートもしっかりしていて期待通りでした。語学の授業はもちろん、英語プレゼンテーションの練習、さらには留学を経験した先輩の話を聞くことで生活面についても学べました。そして1年次の秋に、準備万端でアメリカのセントラル・ミズーリ州大学へ留学しました。
現地では、アメリカ人学生とルームシェア。大学で学びながら、世界中の学生と交流しました。その中で、お互いの文化的背景を知っておくことの大切さを実感しました。またオフの日には現地の方のセスナに乗り、アメリカの大地を見渡す…なんて体験も。まさに異文化を肌で体験できました。貴重な体験の数々を経て、帰国後はほかの人にも気軽に海外体験をしてほしいと思うようになり、今は新たな国際交流サークルの立ち上げを目指しています。
この制度だと、入学後に優先的に留学することができて、通常入学者の倍額となる30万円の奨学金が給付(返還義務なし)されるんです。留学したいと思っていた私は、迷わずにこの制度での受験を決めました。