はてなブログを絶賛彷徨い中のかつしん (@ktsn1129) です。
4〜5年ほど前はアプリでご飯を食べていました。(元々の仕事は、ネット業界で営業や企画・マーケティングなど、小規模ECやアプリの運用なんかも担当していました。)
今の収益の中心はウェブメディア運営に変遷してて、どうにかこうにか生きてってます。
先日の記事で少し触れた、アプリとコンテンツSEOの相性がいいという話をしたいと思います。
ウェブメディア運営に至るまでの流れ
いわゆるクソアプリ製作者でした。
自身がエンジニア経験もなく開発力がないので、JSで作れるTitanium Mobileという開発環境を使って独学で四苦八苦して作ってました。
できるだけ簡素な作りでアプリを量産しようと思っていたので、画像コンテンツと解説を付け加え、どうにかこうにかApp Storeの審査を通してました。
当時の状況として、有料アプリで最初少しの期間出し、スグに無料に切り替えると、App Storeの値下げ情報を自動取得するbotやアプリメディアが値下げ情報を自動掲載してくれていました。それらの値下げ情報アプリのおかげで無料ランキングもある程度順位が可能でした。
あんまり褒められたやり方ではないのですが、ストアの仕様がそうでしたし、時代の徒花としてご容赦いただければ……。
ただ、そんな状況が続くわけもなくストアも対策を講じたり、ブースト広告が主流になって、個人系のアプリ開発者は苦境に立たされることになったのが2013~2014年ごろだと思います。
当時はストアの審査も長く、リジェクトされると1ヶ月ほど消耗してしまうので、どうしても自転車操業を抜けることが出来ませんでした。
そこで、当時の流行り言葉「コンテンツSEO」にとりかかることにしました。
もともと、健康系のアプリを作ると広告単価は良く、エクササイズ系の画像のストックが結構ありました。なのでこの画像を再利用してWordPressで作ったサイトに記事を入れ込んでいくサイトを始めました。
それが先般の下落が止まっていないサイト。
1年ほどで順調にPVは伸びていきました。まぁ、今は超絶苦しいんですが笑
ASOに役立つウェブメディア運営
ようやく本題です。(ASOはApp Storeなどのアプリストアでの検索上位対策を指します/Application Store Optimization ? App Store Optimizationという説も)
論より証拠ということで、App Storeで検索してみてください。
あ、iPhoneしか対応できていないので、iPadだと結果が違うかも……。
「ヨガ」:1位
「ストレッチ」:3位
先程のダイエットサイトですが、ヨガの関連ワードでそこそこの順位につけています。
要は継続的にサイトからアプリへ親和性の高いのアクセス誘導ができている事になります。
想像ですが、一般的なアドネットワークよりもターゲティングがしっかり出来てると思われるので、ダウンロード率もいいものと思われます。
◆ヨガ関連ワードでネット検索
⇒ヨガの無料アプリもあるよ!と誘導。
⇒普通のバナー広告よりもダウンロード率はいい!(はず)
ASOにおいて、コンテンツの良し悪し(とレビュー)も判断材料となっているかと思われますが、外部からのアクセス誘導がかなり重要なのではないかと思われます。(想像も多分に含まれます)
多くのアプリ開発者さんは、このWebからの誘導は余り行っていません。
やっていても企業のHPなどから簡単な紹介にとどまります。
反対に大手系のウェブサービスのアプリ版(例:クックパッド、食べログ、ニコ動、Togetter)などはスマホからの閲覧時に必ずと言っていいほどアプリへの誘導を行っているかと思います。
どのくらいのダウンロード数に繋がるの??
合計DL数は月間3000DL(1日100DL)ほど。
アドネットワークベタ張り、コンテンツの追加もしていないので、そこまで収益率はよくありません。月2〜3万円の売上です…。
どこか大手のヨガスタジオ、フィットネススタジオが買ってくれないかな〜〜。
ヨガ1位デスヨ!
ストレッチでも3位アルヨ!!
結論
- PVを持つメディアさん:アプリを作るメリットあり
- 高単価商材のアフィエイトサイト運営者さん:キーワード・商材の単価によってはメリットがあるかも
- 画像素材などを持つアプリ業者さん:Webメディアを作るメリットあり
- リアル店舗運営者さん(ジムやヨガスタジオ、料理教室など):アプリ・メディアどちらもやるメリットあり!
それぞれ単体ではキツくとも足すことで何とか……。なるかもしれませんし、ならないかもしれません。
アプリのジャンルは少し絞ったほうがいいかと思います。
美容・ダイエット:女性向け⇒大手が寡占している。
それこそ、ヨガとか○○美容方法とか、筋トレの方法、クッキング系など、もう少し細分化したジャンルでアプリを作りつつ、ウェブサイト運営すると相乗効果が得られます。アフィリエイトなら脱毛・育毛・エステなんかは意外と行けそうだと感じてたり…
単価の高い案件を実施されているアフィリエイターさんもアプリ化する事で拾えていなかったユーザーを拾うことが出来るかもしれませんし、コンテンツ素材の再利用も可能かと思います。
でもって、ウェブメディア運営するならはてなブログがいいと思います(媚売り)
以上です!