企業物価指数 原油値下がりなどで16か月連続下落
企業の間で取り引きされるモノの価格の動きを示す先月の企業物価指数は、原油価格が値下がりしたことなどから、前の年を3.9%下回り、16か月連続で下落しました。
日銀の発表によりますと、先月の企業物価指数は、平成22年の平均を100とした指数で99.2と、前の年の同じ月を3.9%下回りました。
企業物価指数が前の年を下回るのは、16か月連続です。
これは、原油価格の値下がりやこのところの円高でガソリンなどの「石油・石炭製品」が前の年の同じ月よりも19.5%下落したほか、中国経済の減速の影響で鉄くずなどの「スクラップ類」が17.8%、銅などの「非鉄金属」が14.2%、それぞれ下がったためです。
日銀では、「原油価格は、ことしの初めごろと比べて上昇はしているが、大幅な伸びとはなっていない。国内のモノの需要と供給に大きな変化も見られず、当面、原油価格や円相場の動向に影響を受けやすい状況が続くだろう」と話しています。
企業物価指数が前の年を下回るのは、16か月連続です。
これは、原油価格の値下がりやこのところの円高でガソリンなどの「石油・石炭製品」が前の年の同じ月よりも19.5%下落したほか、中国経済の減速の影響で鉄くずなどの「スクラップ類」が17.8%、銅などの「非鉄金属」が14.2%、それぞれ下がったためです。
日銀では、「原油価格は、ことしの初めごろと比べて上昇はしているが、大幅な伸びとはなっていない。国内のモノの需要と供給に大きな変化も見られず、当面、原油価格や円相場の動向に影響を受けやすい状況が続くだろう」と話しています。