2016年8月12日18時06分
大阪・梅田で2月に乗用車が暴走し、通行人2人が死亡、8人が重軽傷を負った事故で、大阪府警は12日、運転中に大動脈が破れる大動脈解離を発症し、血液が心臓を圧迫して死亡したビル管理会社の男性社長(当時51)=奈良市=を、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで容疑者死亡のまま書類送検し、発表した。
交通捜査課によると、男性は2月25日昼、体調の異変を感じ、大阪市北区芝田1丁目の交差点の手前約90メートルの道路脇で、ハザードランプをつけて約70秒間停車した際、ギアをパーキングに入れたりエンジンを切ったりするなどの操作をせず、車が暴走。時速約40キロで赤信号の交差点に突っ込み、計10人をはねて、死傷させた疑いがある。
男性は発症後に意識を失ったまま、アクセルを踏み込んだとみられるという。
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朝日新聞社会部
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