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事業費を増額 資材高騰で700億円 国交省

八ッ場ダムの建設工事現場=2016年6月14日、吉田勝撮影

 国土交通省は、群馬県長野原町に建設中の八ッ場(やんば)ダムの事業費を約700億円増額する方針を決めた。関係都県などの意見を聞く手続きを12日にも始める。昨年の本体工事着工時点で、事業費は当初計画の倍に膨らんでおり、さらなる大幅増額に関係都県などの理解を得られるかが焦点となる。

 同省は2014年の消費増税や今後の増税見通し、建設資材の高騰などを踏まえて増額を決めたとみられる。一部は東京、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉の1都5県に負担を求める。

 1986年に発表された基本計画によると、事業費は約2110億円だったが、04年の計画変更で約4600億円に倍増した。09年に民主党政権が発足して工事は一時中断したが、自民党の政権復帰を経て昨年1月に本体工事に着工した。【奥山はるな】

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